アディッショナルタイムに突入した90+4分、新潟の捨て身攻撃は実らず、藤春が無人のゴールへシュート。
前掛かりになった新潟の背後を老獪に狙うG大阪は74分、カウンターから右サイドを打開。オ・ジェソクがサイドを駆け上がり後方へパス。阿部がパトリックとのワンツーからエリア内に侵入し、左足で狙うもボールは左ポストに弾かれた。
アディッショナルタイムに突入した90+4分、新潟はCKのチャンスにGK守田も上がって得点を狙うも、こぼれ球を拾ったG大阪は速攻から藤春が無人のゴールへダメ押し弾。「前半はチャンスが少なかったので、なんとか後半に取れればと思っていた。決勝に進めたので、また楽しい試合が待っている。大会連覇に向けて頑張りたい」(遠藤)。
決勝の相手は、準決勝で2戦合計6-2と神戸を粉砕した鹿島。G大阪が史上4クラブ目となる大会連覇にリーチをかけた。