「ワールドカップも正直、心配してないんですよね」
エクアドル戦で最終的にスコアレスドローに持ち込めたのも、長友がもたらした安心感の賜物。W杯レベルの相手との代表戦に初参戦した谷口彰悟や山根視来(ともに川崎)らにしてみれば、百戦錬磨の左SBが最終ラインに陣取っていて助かったという気持ちも少なからずあるはずだ。
「『長友はおっさんだからもういらない』『衰えたからいらない』と散々言われたけど、僕は自分を信じていた。今までの経験から、強い相手になるほど価値を示せるという確信が僕にはあるから。『そろそろ信じてもらっていいかな』と言いたいですね」と本人も試合後のミックスゾーンで目をギラつかせた。
さらに報道陣から「『一家に一台、長友』という感じですね」と声をかけられた彼は、「本当に『一家に一台必要』だということを自分も示すべきだと思っていた」という本音も吐露した。
「6月のブラジル戦(0-1)も今日もそうだけど、それを示せなかったら僕がメンバーに入る必要はないと本当に思っていた。自分の価値を示すという挑戦を楽しみながらやれました」と会心の笑顔をのぞかせた。
そのうえで、約2か月後の本大会でも、ドイツやスペインと堂々と対峙していける絶対的自信も抱いているというから実に頼もしい。
「ワールドカップも正直、自分は心配してないんですよね。ハイテンションで相手が強くなれば、アドレナリンが出てパフォーマンスを上げられる。チームに貢献できる。確信と言ったら言い過ぎかもしれないけど、こういう試合をまたやりたいとウズウズしてますね」と、タフな男はどこまでもポジティブだった。
「『長友はおっさんだからもういらない』『衰えたからいらない』と散々言われたけど、僕は自分を信じていた。今までの経験から、強い相手になるほど価値を示せるという確信が僕にはあるから。『そろそろ信じてもらっていいかな』と言いたいですね」と本人も試合後のミックスゾーンで目をギラつかせた。
さらに報道陣から「『一家に一台、長友』という感じですね」と声をかけられた彼は、「本当に『一家に一台必要』だということを自分も示すべきだと思っていた」という本音も吐露した。
「6月のブラジル戦(0-1)も今日もそうだけど、それを示せなかったら僕がメンバーに入る必要はないと本当に思っていた。自分の価値を示すという挑戦を楽しみながらやれました」と会心の笑顔をのぞかせた。
そのうえで、約2か月後の本大会でも、ドイツやスペインと堂々と対峙していける絶対的自信も抱いているというから実に頼もしい。
「ワールドカップも正直、自分は心配してないんですよね。ハイテンションで相手が強くなれば、アドレナリンが出てパフォーマンスを上げられる。チームに貢献できる。確信と言ったら言い過ぎかもしれないけど、こういう試合をまたやりたいとウズウズしてますね」と、タフな男はどこまでもポジティブだった。
森保監督が本大会でも試合ごとにメンバーを大幅に入れ替えて戦おうと思うなら、やはりチームの統率役は複数必要。吉田と遠藤航(シュツットガルト)がその筆頭だが、圧倒的存在感と経験値を誇る長友にも、いてもらわなければ困る。
左SBとしては中山雄太(ハダースフィールド)、伊藤洋輝(シュツットガルト)も有能だが、経験値や影響力を考えると、やはり長友を抜きにW杯ベスト8は目ざせない。指揮官もその事実を今一度、再認識する機会になったに違いない。
異彩を放ったエクアドル戦で、日本人フィールドプレーヤー初となる4度目のW杯出場をほぼ手中にしたであろう長友。彼はこの感覚を身体に刻み込んで、今季残りのJリーグを戦わなければいけない。
そのうえでコンディションをトップに引き上げて、本番を迎える必要がある。それが実現できれば、12年前の2010年南アフリカW杯で、カメルーンのサミュエル・エトーやオランダのエルイェロ・エリアを封じた「エースキラー」の再現も期待してよさそうだ。
11月23日のグループステージ初戦のドイツ戦。長友がセルジュ・ニャブリら相手のキーマンをストップする姿をぜひとも見たいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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異彩を放ったエクアドル戦で、日本人フィールドプレーヤー初となる4度目のW杯出場をほぼ手中にしたであろう長友。彼はこの感覚を身体に刻み込んで、今季残りのJリーグを戦わなければいけない。
そのうえでコンディションをトップに引き上げて、本番を迎える必要がある。それが実現できれば、12年前の2010年南アフリカW杯で、カメルーンのサミュエル・エトーやオランダのエルイェロ・エリアを封じた「エースキラー」の再現も期待してよさそうだ。
11月23日のグループステージ初戦のドイツ戦。長友がセルジュ・ニャブリら相手のキーマンをストップする姿をぜひとも見たいものである。
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