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【セルジオ越後の天国と地獄】前掛かったシリアの隙を突いただけなら、日本が戦い方を変えたとは言えない

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年10月09日

勝った試合の後で「なにかを変えた」と語るのは簡単。

ハリルホジッチ監督の采配には、少なからず不満が残る。後半に修正した部分が見えてこなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 ハリルホジッチ監督の采配にも、少なからず不満が残る。監督は後半に少し修正を加えたらしいけど、具体的にどこを変えたのかな? 本田をもっと中央寄りでプレーさせるなど、目に見えて分かる変化が欲しかった。
 
 勝った試合の後で「なにかを変えた」と語るのは簡単だよね。経験豊富な指揮官なら、なおさらだ。僕には、ハリルホジッチ監督がなにを意図していたのかが見えてこなかった。選手に喝を入れて、気合でも入れたということだろうか? 前掛かったシリアの隙を突いただけなら、日本が戦い方を変えたとは言えないよ。
 
 とにかく、日本はこれでグループリーグの首位に立ったわけだけど、実力的には当然だろうね。他のグループを見ても、韓国やオーストラリアなど力のある国は順当に勝点を積み重ねている。問題は、彼らと当たる最終予選だ。
 
 そんな今後の行方を占う意味でも、13日のイラン戦には注目したい。言わずもがな、イランはアジアでトップレベルのチームだ。しかも、オマーンで行なわれたこの日のように中立地開催ではなく本当のアウェーマッチになる。親善試合とはいえ緊張感のある試合を期待できるかもしれないね。
 
 アウェーである程度強い国と戦う機会は、本当に貴重だ。だからこそ、新戦力を試すのも大事だけど、しっかり結果も求めて戦ってほしい。
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