フィジカル重視から「フットボールをするチーム」へ
これまでアントワープはフィジカル重視のサッカーをするチームだったが、3月、スポーツ・ダイレクターとしてマルク・オーフェルマルスを招くと、新シーズンはマルク・ファン・ボメルが新監督に、コーチングスタッフの割合もオランダ人が多くなり、「フットボールをするチーム」へと変貌を遂げた。先に紹介した三好のゴールは、アントワープがフットボールをしたからこそ生まれたものだった。
「僕がアントワープに来て4年目になりますが、1年目のときから選手、フロントを含めて変わってきているチームなので、そのことを自分も肌で体感しています。毎年のように監督、選手が変わるなか、フットボールをしていこうという方向に向かっているのは自分にとってもプラスですし、自分もそういう中でより生きていけると思う。もっともっと自分の力でチームを勝たせるように、意識してやっていこうと思っています」
今季、25歳のレフティは右ウイングとしてプレーしてきたが、移籍市場の終盤にカルビン・ステングスが加わったことでウェステルロー戦では左サイドに回った。つまり、アントワープ在籍4年目にして、レギュラーとしての足場を固め始めたわけだ。一方、過去3シーズンは悔しい思いもしたのではないだろうか?
「そうですね。もちろん、フィジカルのところだったり、サッカーの部分の違いだったり、あとは自分の怪我の部分だったりで、離脱の時間が長かったですし、そこから回復するのにも時間がかかりますし……。監督、周りの選手が毎年変わるなかで、ここで自分を表現していくということは本当に簡単なことではない。
今年はプレシーズンからしっかり積み重ねることができています。ただ、まだ9月ですし、まだまだ序盤だと思うので、これを続けていかないといけない。いい部分はありつつ気を引き締めて――といいますか。もっともっとできるんだということを見せていきたいです」
【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!
「僕がアントワープに来て4年目になりますが、1年目のときから選手、フロントを含めて変わってきているチームなので、そのことを自分も肌で体感しています。毎年のように監督、選手が変わるなか、フットボールをしていこうという方向に向かっているのは自分にとってもプラスですし、自分もそういう中でより生きていけると思う。もっともっと自分の力でチームを勝たせるように、意識してやっていこうと思っています」
今季、25歳のレフティは右ウイングとしてプレーしてきたが、移籍市場の終盤にカルビン・ステングスが加わったことでウェステルロー戦では左サイドに回った。つまり、アントワープ在籍4年目にして、レギュラーとしての足場を固め始めたわけだ。一方、過去3シーズンは悔しい思いもしたのではないだろうか?
「そうですね。もちろん、フィジカルのところだったり、サッカーの部分の違いだったり、あとは自分の怪我の部分だったりで、離脱の時間が長かったですし、そこから回復するのにも時間がかかりますし……。監督、周りの選手が毎年変わるなかで、ここで自分を表現していくということは本当に簡単なことではない。
今年はプレシーズンからしっかり積み重ねることができています。ただ、まだ9月ですし、まだまだ序盤だと思うので、これを続けていかないといけない。いい部分はありつつ気を引き締めて――といいますか。もっともっとできるんだということを見せていきたいです」
【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!
「まだ序盤」と言うが、開幕7連勝で単独首位というインパクトは大きい。この記録、実はアントワープにとって1930年以来の快挙なのだ。
「7連勝は確かになかなかできることじゃないと思うので、そこは本当に評価していいと思います。ただ、そこはいい意味で意識しないというか。今日だったら、自分は左でプレーした。いろんなポジションやシステムでやっていく中で、チーム全体として理解ができていることは大きいと思います」
カンファレンスリーグはプレーオフで敗れたことで、グループステージ進出を逃してしまったアントワープ。だからこそ、ベルギー国内線戦でより高みを目ざす。
「今年はカンファレンスリーグに出られないので、今季の目標としてリーグ戦、カップ戦のタイトルだったり、チームとしてタイトルに向かっていきたいです」
21年11月のオーストリア遠征以来、日の丸から遠ざかっている。今の思いはいかに?
「もちろん狙ってますけれど、まずはチームありきなので、しっかり(アントワープで)結果を残すこと。やはり、僕のポジションは熾烈なので、チャンスがくればいつでも出られるように準備するだけです」
さらに、三好はベルギー人記者陣に囲まれ、「今日は左だったね?」と問われた。すると流暢な英語で彼は答えた。
「右も左も関係ない。システムも関係ない。僕は監督からやれと言われたポジションでプレーするのみ」
左サイドでも輝けるレフティがアントワープにいた。
取材・文●中田 徹
【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
【PHOTO】「シントトロイデンガールズ」発表記者会見で司会を務めた鷲見玲奈アナを特集!
「7連勝は確かになかなかできることじゃないと思うので、そこは本当に評価していいと思います。ただ、そこはいい意味で意識しないというか。今日だったら、自分は左でプレーした。いろんなポジションやシステムでやっていく中で、チーム全体として理解ができていることは大きいと思います」
カンファレンスリーグはプレーオフで敗れたことで、グループステージ進出を逃してしまったアントワープ。だからこそ、ベルギー国内線戦でより高みを目ざす。
「今年はカンファレンスリーグに出られないので、今季の目標としてリーグ戦、カップ戦のタイトルだったり、チームとしてタイトルに向かっていきたいです」
21年11月のオーストリア遠征以来、日の丸から遠ざかっている。今の思いはいかに?
「もちろん狙ってますけれど、まずはチームありきなので、しっかり(アントワープで)結果を残すこと。やはり、僕のポジションは熾烈なので、チャンスがくればいつでも出られるように準備するだけです」
さらに、三好はベルギー人記者陣に囲まれ、「今日は左だったね?」と問われた。すると流暢な英語で彼は答えた。
「右も左も関係ない。システムも関係ない。僕は監督からやれと言われたポジションでプレーするのみ」
左サイドでも輝けるレフティがアントワープにいた。
取材・文●中田 徹
【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!
【PHOTO】「シントトロイデンガールズ」発表記者会見で司会を務めた鷲見玲奈アナを特集!