• トップ
  • ニュース一覧
  • 南米の屈強FWとバチバチのバトル。静岡ユースCB行徳瑛がSBS杯で高めた経験値「日本人と全然違った」

南米の屈強FWとバチバチのバトル。静岡ユースCB行徳瑛がSBS杯で高めた経験値「日本人と全然違った」

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2022年09月01日

「次は代表で経験したい」

 さらにジョナタンとのマッチアップについて話を向けると、行徳はスラスラとこう口にした。

「日本人とマッチアップしているのとは全然違って、ボールのないところでも身体を当ててきたり、肩を入れてきたり、南米特有の駆け引きを感じました。だからこそ、距離感は本当に気をつけました。

 距離を詰め過ぎたら、そのままロックされて入れ替わられたりしてしまうので、あえて距離をとったり、ボールが入るタイミングで寄せることを意識しました。こういう選手とマッチアップできたことは僕の中でも大きな経験になったと思います。これから生かしていきたい」
 
 相手の出方、やり方を把握して、それに応じた対応策を講じてチームの流れを生み出していく。行徳にとって大きな経験を得た80分間であり、その能力の高さを示すに値する80分間でもあった。

「こうした県選抜で国の代表と戦えるのはものすごく光栄で、貴重な経験。いろんな刺激を受けることができたからこそ、次は代表で経験したい。そのためにもっと自分を向上させていきたいです」

 次は県選抜の青いユニホームではなく、代表の青いユニホームでさらなる経験と成長を。行徳はそれを具現化していくポテンシャルを十分持っている。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

【画像】日本代表が新ユニホームを発表! 久保、南野、岩渕など選手着用ショット!
 
【関連記事】
「まじバケモン!」左足、右足、ヘッド!怪物ハーランドの2戦連続ハットにファン驚愕!「決定力高すぎてもはや怖い」
「美しすぎて羨ましい」日本代表の新ユニホームが中国で大絶賛!「今年最高のユニホーム候補」
「日の丸の旗がだんだん増えていった」U-20なでしこはなぜコスタリカで人気を集めたのか? MVP浜野らが現地での大反響を振り返る
「クレイジーだ、初めて見た」久保建英の“股抜きゴール”が海外で再び脚光!「ギネス記録だろ」
「本当に素晴らしかった」“完全復活”の冨安健洋をアルテタ監督が賞賛!「過去6、7か月で初めて…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ