「拍手ってあんなに温かいんだ」
9月1日、コスタリカで開催されたU-20女子ワールドカップで準優勝した池田太監督以下、U-20日本女子代表が記者会見に臨んだ。
スペインとの決勝には敗れ、大会連覇は逃したものの、フランス、ブラジル、アメリカといった強豪国を破っての準優勝。監督、選手ともに得るものは大きかったようだ。
そんななかでも、現地コスタリカの人々が日本チームを応援する光景が話題を呼んだ。日本のサポーターだけではなく、地元のファンが日本国旗を掲げ、「ハポン!」とエールを送った。決勝戦ではスペインがボールを持つとブーイングが発生する事態にもなり、準優勝に終わった若きなでしこたちには惜しみない拍手が送られた。
選手たちはそうした環境をどう感じたのか。大会MVPの浜野まいかは、「大会では6試合をやって、1試合ごとに観客席の席が見えなくなっていった。試合中に、相手チームがボールを持つとブーイングが起こってしまったり、逆に日本が持っているときは応援してくれたり、ウェーブが起こったり……すごく応援してくれて、目が温かかった」と振り返った。
キャプテンを務めた長江伊吹も「毎試合重ねていくごとに、日本を応援してくださるコスタリカの現地サポーターの方が増えていった。決勝戦では日本が試合後に挨拶をした際には、スタンディングオベーションで迎えていただいた。拍手ってあんなに温かいものだったんだなと感じた」と述べた。
【動画】「美しい光景だ」ブラジル女子代表チームの選手たちに囲まれる大会MVP浜野の姿をチェック!
スペインとの決勝には敗れ、大会連覇は逃したものの、フランス、ブラジル、アメリカといった強豪国を破っての準優勝。監督、選手ともに得るものは大きかったようだ。
そんななかでも、現地コスタリカの人々が日本チームを応援する光景が話題を呼んだ。日本のサポーターだけではなく、地元のファンが日本国旗を掲げ、「ハポン!」とエールを送った。決勝戦ではスペインがボールを持つとブーイングが発生する事態にもなり、準優勝に終わった若きなでしこたちには惜しみない拍手が送られた。
選手たちはそうした環境をどう感じたのか。大会MVPの浜野まいかは、「大会では6試合をやって、1試合ごとに観客席の席が見えなくなっていった。試合中に、相手チームがボールを持つとブーイングが起こってしまったり、逆に日本が持っているときは応援してくれたり、ウェーブが起こったり……すごく応援してくれて、目が温かかった」と振り返った。
キャプテンを務めた長江伊吹も「毎試合重ねていくごとに、日本を応援してくださるコスタリカの現地サポーターの方が増えていった。決勝戦では日本が試合後に挨拶をした際には、スタンディングオベーションで迎えていただいた。拍手ってあんなに温かいものだったんだなと感じた」と述べた。
【動画】「美しい光景だ」ブラジル女子代表チームの選手たちに囲まれる大会MVP浜野の姿をチェック!
そして池田監督は、そうした反響の背景には、若きなでしこたちの振る舞いに深く関わりがあったことを明かしている。
「1試合ごとに、お客さんが日本を応援してくださっているのは、観客席の日の丸の旗の数がどんどん増えていくのを見て感じていた。それは、選手たち、彼女たちが明るくひたむきにプレーし、普段の生活の振る舞いを見てくださっていたからだと思う」
監督曰く、選手たちは滞在先のホテルでも挨拶を欠かさず、時には従業員と現地の言葉で会話を試みるなどコミュニケーションに積極的だったという。また、直前に行なわれたリベリアでの合宿を終え、本大会が行なわれるサンホセに移動する際には、ホテルの従業員から激励の手紙を受け取ったそうだ。
「ピッチ上ではフェアプレーや最後まで諦めない姿を見せられた。普段の生活では挨拶、笑顔、明るさなど、本当に一つひとつの積み重ねが、この1か月でコスタリカの方々の心を掴んだのだと思う。そして、人の心を動かせる素晴らしい大会であり、スポーツであるということを選手たちも実感できたんじゃないかと思う。私も肌でそれを感じることができて嬉しかったし、素晴らしいコミュニケーションの力というのは、日本の強み、パワーだと思った」
10月にはU-17世代がインドで開催されるU-17女子ワールドカップに出場する。世界の舞台で欧州や南米のチームと堂々と戦う”先輩”たちの姿は、後輩たちの大きな励みになったに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「1試合ごとに、お客さんが日本を応援してくださっているのは、観客席の日の丸の旗の数がどんどん増えていくのを見て感じていた。それは、選手たち、彼女たちが明るくひたむきにプレーし、普段の生活の振る舞いを見てくださっていたからだと思う」
監督曰く、選手たちは滞在先のホテルでも挨拶を欠かさず、時には従業員と現地の言葉で会話を試みるなどコミュニケーションに積極的だったという。また、直前に行なわれたリベリアでの合宿を終え、本大会が行なわれるサンホセに移動する際には、ホテルの従業員から激励の手紙を受け取ったそうだ。
「ピッチ上ではフェアプレーや最後まで諦めない姿を見せられた。普段の生活では挨拶、笑顔、明るさなど、本当に一つひとつの積み重ねが、この1か月でコスタリカの方々の心を掴んだのだと思う。そして、人の心を動かせる素晴らしい大会であり、スポーツであるということを選手たちも実感できたんじゃないかと思う。私も肌でそれを感じることができて嬉しかったし、素晴らしいコミュニケーションの力というのは、日本の強み、パワーだと思った」
10月にはU-17世代がインドで開催されるU-17女子ワールドカップに出場する。世界の舞台で欧州や南米のチームと堂々と戦う”先輩”たちの姿は、後輩たちの大きな励みになったに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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