【J1展望】2ndステージ・12節|清水-広島|後のない清水は、奇跡を起こせるか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年09月25日

広島――継続と新たな一手の使い分けが鍵に。

故障者/清水=ヤコヴィッチ、C・ヨンアピン、三浦 広島=川﨑 
出場停止/清水=なし 広島=なし

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サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(11節終了時):1位 勝点25 8勝1分2敗 28得点・11失点
年間成績(28試合終了時):2位 勝点59 18勝5分5敗 57得点・27失点


【最新チーム事情】
●鳥栖戦では引き分けながら、今季11回目のクリーンシート。
●野津田、浅野、宮原がJ-22選抜として23日の町田戦に出場。
●森﨑浩の復帰で交代の選択肢が増加。
 
【担当記者の視点】
 前節の鳥栖戦は7節・柏戦以来4試合ぶりに無得点に終わった一方、守備では今季11回目のクリーンシートを達成。一時、不安視されていた守備も、ここ4試合で3失点と安定感を取り戻した感がある。
 
 ただ、引いてスペースを消してくる相手をどう崩すかという答えは、まだ見出せていない。引いた相手から得点を取る「王道」であるセットプレーからの得点も、PKや直接FKを除けばわずか6点。リーグワースト2の数字だ。
 
 とはいえ、森保監督はコンセプトを変えるつもりはない。「引いた相手にこそボールをしっかりと保持して攻めることが大切。鳥栖戦でも、様々な工夫からあと一歩というところまで迫っている」。なにか新しいことをやるよりも、今の戦いぶりの継続が、より有効だと語っている。
 
 ただし、交代のバリエーションについては、指揮官も様々なパターンを考えているようだ。実際、鳥栖戦でも浅野の投入の前に、横内コーチと何度もディスカッションを重ねていた。浅野の他に野津田、森崎浩というアタッカーたちが控え、ドウグラスのFW起用も可能。佐藤がベンチに下がった後のバリエーションは、より多彩になるかもしれない。
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