【J1展望】2ndステージ・12節|鹿島-浦和|負けられない“赤の対決”を制するのは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年09月25日

浦和――“浦和の興梠”がカシマでの初ゴールを狙う

浦和レッズ
2ndステージ成績(11節終了時):4位 勝点20 6勝2分3敗 16得点・13失点
年間成績(28試合終了時):1位 勝点61 18勝7分3敗 55得点・30失点
 
【最新チーム事情】
●清水戦に続き、システムは4-1-4-1が濃厚。
●出場停止の那須に代わり、阿部が最終ラインに入る。
●興梠は古巣カシマスタジアムでの初ゴールへ意気込み。
 
【担当記者の視点】
 今節はリベロの那須が出場停止になるため、槙野を欠いた前節の清水戦に続き、4-1-4-1が採用されそうだ。最終ラインには再び阿部が入り、槙野とCBを組む。
 
 ただし、従来の4バックとは志向が異なる。梅崎と関根の両ウイングバックが最終ラインまで下がり、阿部が中盤の高い位置まで出て相手を潰しに出る。あくまで最初の形が4バックだが、最終ラインの人数は3人から6人まで流動的に変化する。
 
 柏木は「試合のなかで一人ひとりが修正し合っている。(数字上の)システムは、見ている人が判断してくれればいい」とコメント。4-1-4-1、3-4-2-1、それとも5-4-1……数字の表記を超えた変幻自在な“浦和流4バック”で相手を翻弄する。
 
 柏木と武藤がテーマに挙げたのが、鹿島のボランチ対策だ。柏木は「ボランチと右サイドで落ち着きを作れるところ」を鹿島の長所に挙げ、武藤は「相手のボランチを自由にしないこと。それが守備面の仕事」と柴崎を警戒。中盤の主導権争いが、試合の趨勢を左右するキーポイントになるだろう。
 
 古巣との決戦に燃える興梠は、「(前節の清水戦で)得点して、気持ち良く鹿島に行ける。チームが勝ち、そのうえで自分も得点を決めたい」と浦和加入3年目、カシマスタジアムでの初ゴールを虎視眈々と狙っている。
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