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【連載】ミラン番記者の現地発・本田圭佑「過去50試合と同じ出来では、明るい未来はない・・・」

カテゴリ:メガクラブ

マルコ・パソット

2015年09月24日

ゴールもアシストもあまりに少ない。

ここまでの1年半でもっとも輝きを放ったのは、7試合で6ゴール・2アシストを挙げた昨シーズン序盤。ただ、それ意外に大きなインパクトを放った時期は皆無だ。(C)Alberto LINGRIA

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 50試合を戦った過去1年半の本田は、及第点に届かない。ただし、赤点でもないだろう。私は最終的には、彼が何か大きなことを成し遂げられるとすら思っている。
 
 ここまでに点数を付けるとしたら5.5点。5点から6.5点の間を行ったり来たりしている印象だ。
 
 つまり本田にもっとも必要なのは、継続性・安定感だ。6.5点の評価を貰える選手であることは、7試合で6ゴールを決めた昨シーズン序盤に証明できている。
 
 しかし、その一時期を除いて、本田は記憶に残るようなパフォーマンスを見せられていないのだ。
 
 ゴールはここまで9つで、セリエAで7得点、コッパ・イタリアで2得点。ほとんど先発出場しているオフェンスの選手としては、あまりに少ない数字である。
 
 ちなみに、アシストはここまで8つ(セリエAで7、コッパ・イタリアで1)。これも物足りない。
 
 最近の本田は、また以前と同じように、我々イタリア・メディアと話をしなくなった。
もしも彼が口を開いたならば、絶対にこう言うだろう。
 
「自分の働きに満足していない。今はさらなる向上を目指して、懸命に練習をしているところだ」
 
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