日本にとっては何とも後味の悪い結末となった
日本の生命線を握るのはサイド攻撃だ。しかし依存度が高すぎる弊害で、その頼みの攻撃パターンが機能しなければ、途端に質も量も低下する。後半、森保監督は南野と久保建英が分担してトップ下を務める4-2-3-1のオプションを試したが、さしたる影響はなかった。むしろ三苫薫と堂安の投入でリフレッシュされたことで、サイド攻撃への固執は最後まで続いた。
試合の主導権を握ったのは日本だった。しかし単調な攻撃に終始し、その優位性がチャンスの危険度に反映されることはなかった。無得点という結果はその産物だったわけだが、その攻撃面よりも問題視すべきは、3失点を喫したことだ。
試合の主導権を握ったのは日本だった。しかし単調な攻撃に終始し、その優位性がチャンスの危険度に反映されることはなかった。無得点という結果はその産物だったわけだが、その攻撃面よりも問題視すべきは、3失点を喫したことだ。
遠藤航がブラジル戦(0-1)で献上したPKは物議を醸すジャッジで、弁解の余地はあった。しかし、チュニジアの1点目に繋がった、吉田がタハ・ヤシン・ケニシを倒して与えたPKは弁解の余地のないものだった。本番のドイツ戦やスペイン戦では、決して許されない不用意なファウルだった。
フェルジャニ・サシに2点目をプレゼントしたプレーは言わずもがなだ。冨安健洋がコンディション不良で出場を見合わせるなか、谷口彰悟、伊藤、板倉といった選手がミスをするのならまだ理解できる。そんな中、百戦錬磨のキャプテンが1度ならず2度までも失点に絡むミスを犯した。
これがW杯でなかったことが救いだが、このチュニジア戦は4連戦のラストマッチだ。日本にとっては何とも後味の悪い結末となった。
文●ダビド・フェルナンデス(ラジオ・マルカ)
翻訳●下村正幸
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これがW杯でなかったことが救いだが、このチュニジア戦は4連戦のラストマッチだ。日本にとっては何とも後味の悪い結末となった。
文●ダビド・フェルナンデス(ラジオ・マルカ)
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