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金田喜稔がガーナ戦を斬る!「またもSBのパスミスから失点…山根はどこに出すつもりだったの? いい加減教訓にしろという話だ」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年06月11日

山根のミスは絶対にやってはいけない

上田は得点でアピールできず。しかし、ゴール前でのポジショニングには目を見張るものがあった。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ここまで日本代表を褒めてばかりだけど、ひとつ苦言を呈するなら、山根のパスミスから生まれた43分の失点シーン。あのミスは絶対にやってはいけないプレーだ。

 山根はどこに出すつもりだったのか、全然分からない。中央の遠藤に出したかったのか、もっと飛ばして柴崎まで届かせたかったのか。いずれにしても、前半の残り時間の少ない時間帯では、必要のないプレーだった。

 2日のパラグアイ戦でも右サイドバックの伊藤のパスミスから、ボールを奪われて失点した。いい加減教訓にしろという話だよ。こんな簡単なミスで失点していたら、ワールドカップで戦う強豪相手に勝てない。ましてやワールドカップのグループステージでは、ドイツ、スペインと戦うんだから。時間帯も考えて、セーフティなプレーでゲームを締めるという部分は、チーム全体で考えていかないといけない。
 
 今回、森保監督は、ブラジル戦から大幅にスタメンを代えて、選手を試すチャレンジをした。そのなかで、ワールドカップ出場国のガーナ相手に4点を取って、1失点で抑えられたのは良かった。森保監督の「誰が出てもチームとして機能している」との試合後のコメントからも、チームが良い方向に進んでいるのが見て取れる。

 次戦のチュニジア戦は、キリンカップの決勝だ。チュニジアもワールドカップ出場国で、フィジカルに加えて足もとの強さもあって、ガーナとはまた違った強さがある。そんな相手を倒して、キリンカップ優勝で6月シリーズを締めくくってほしい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、64歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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