【新潟｜採点・寸評】
GK
21　守田達弥　6.5
立て続けのピンチにも動じず、冷静に対応。特に36分の野沢のシュートへの反応は素晴らしく、勝利への貢献度は高い。
 
DF
24　川口尚紀　5.5
前半は持ち味を出すことができず、苦心。数的有利となった後半こそ積極的に攻め上がったが、90分を通して見る者を満足させたとは言えない。
 
４　舞行龍ジェームズ　5.5
不安定なまま90分を終える。72分には判断ミスからR・ロペスに入れ替わられてピンチを作ってしまった。
 
３　大井健太郎　6.5
適切なラインコントロールと寄せ、ハイボールへの対応で仙台攻撃陣をシャットアウト。舞行龍とは対照的だった。
 
７　コルテース　６
ボールロストするシーンもあったが、奥埜や金久保を相手に上手く対処しつつ、駆け上がって攻撃の選択肢を広げた。
 
MF
８　レオ・シルバ　６
セカンドボールを拾い、的確なパスをとおし、前へ攻め上がる。チームの心臓らしい働きだったが、迫力は欠いた印象。
 
13　加藤 大　5.5
前半は消えている時間がほとんど。仙台がひとり減ってから本領を発揮し始めたが、時すでに遅かった感は否めない。
 
16　佐藤優平　6.5             
山本とポジションをチェンジしながら、ボールに良く絡んでチャンスを作った。柳下監督が信頼を寄せるのもうなずけるパフォーマンス。
 
23　山本康裕　6.5
前線への飛び出し、後ろに下がってのボールの引き出しと頭をフル回転させながら相手の急所を突く。劇的決勝ゴールを生んだのだからＭＯＭで文句はないだろう。
 
FW
11　指宿洋史　5.5
11対10の戦いになってから力を見せたのでは遅い。78分の決定機逸も評価を大きく下げたマイナスポイント。
 
９　山崎亮平　6.5
積極的な仕掛けと裏への飛び出しで仙台DF陣を苦しめる。L・シルバの縦パスに反応して上本を退場に追いやったシーンも、常にゴールを狙っているからこそ。
 
交代出場
18　成岡 翔　６
相手を押し込む勇気あるパス選択で、自身の存在意義を示した。しかし、カバーの意識が薄かった感も。
 
34　平松 宗　－
指揮官に良いアピールをできたとは言えない。出場時間を考えればエクスキューズは残るが、もっと自分を出しても良かったか。
 
５　前野貴徳　－
時間を使って勝点３を確実にものにするための交代。１分ほどしかピッチに立っておらず、印象に残るプレーはなかった。
 
監督
柳下正明　６
試合の入り方、途中の修正、選手交代と決して上手くいったとは言えない。それでも白星を掴んだのは素晴らしい。
 
取材・文：古田土恵介（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。