遠藤を長谷部に代えてスタメンに抜擢するような勇気を。
勇気に欠けるメンバー選考から予測するかぎり、ピッチに立つのも“ガチ”なメンバーだろう。
GKは東アジアカップで2試合に先発した西川で、4バックは右から「ポテンシャルがあって、フィジカルも強い」酒井宏、「クラブで定期的に試合に出ている」吉田、「A代表に相応しい選手になってきた」槙野、代表実績で群を抜く長友になるはずだ。
3枚の中盤は形はともかく、「キャプテンとして重要」な長谷部、「東アジアカップで素晴らしいプレーをした」山口、「攻撃のキーとなる」香川。そして3トップは右から、「香川と同じく重要」な本田、「人間性も素晴らしい」岡崎、「能力はかなりある」宇佐美。ハリルホジッチ監督のコメントもヒントにして選べば、以上の11人になる可能性が高い。
ちなみに、ハリルホジッチ監督の見立てでは「遠藤と原口は中盤の選手」。G大阪で不動に近い右SBの米倉も、今回の代表活動では東アジアカップで「プロになって初めてプレーした」左SBが主戦場になる。
果たして、本田や岡崎ら既存の主力に頼って、シンガポールよりも格下のカンボジアやアフガニスタンを倒したところで大きな収穫を得られるのだろうか。この2か国を相手にたとえゴールを量産できたとしても、断じて「決定力不足解消」とは言えない。
せめてものリクエストは、若手の積極起用。例えば、リオ五輪世代の遠藤を長谷部に代えてアンカーとしてスタメンに抜擢する。現実味はかなり乏しいが、そういう勇気をハリルホジッチ監督には示してもらいたい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
GKは東アジアカップで2試合に先発した西川で、4バックは右から「ポテンシャルがあって、フィジカルも強い」酒井宏、「クラブで定期的に試合に出ている」吉田、「A代表に相応しい選手になってきた」槙野、代表実績で群を抜く長友になるはずだ。
3枚の中盤は形はともかく、「キャプテンとして重要」な長谷部、「東アジアカップで素晴らしいプレーをした」山口、「攻撃のキーとなる」香川。そして3トップは右から、「香川と同じく重要」な本田、「人間性も素晴らしい」岡崎、「能力はかなりある」宇佐美。ハリルホジッチ監督のコメントもヒントにして選べば、以上の11人になる可能性が高い。
ちなみに、ハリルホジッチ監督の見立てでは「遠藤と原口は中盤の選手」。G大阪で不動に近い右SBの米倉も、今回の代表活動では東アジアカップで「プロになって初めてプレーした」左SBが主戦場になる。
果たして、本田や岡崎ら既存の主力に頼って、シンガポールよりも格下のカンボジアやアフガニスタンを倒したところで大きな収穫を得られるのだろうか。この2か国を相手にたとえゴールを量産できたとしても、断じて「決定力不足解消」とは言えない。
せめてものリクエストは、若手の積極起用。例えば、リオ五輪世代の遠藤を長谷部に代えてアンカーとしてスタメンに抜擢する。現実味はかなり乏しいが、そういう勇気をハリルホジッチ監督には示してもらいたい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)