大岩監督が求める“タフさ”
25名の選手で挑んだドバイカップでも、イレギュラーなシチュエーションが起こっている。サウジアラビアとの優勝決定戦(〇1-0)では、所属チームの事情や怪我の影響で18名しか登録できず、限られたメンバーで戦うことを余儀なくされた。
実際に1−0でリードしている試合終盤には、CFを本職としないMF松村優太(鹿島)を右サイドハーフから1トップに移し、空いたポジションにSBが主戦場のDF成瀬竣平(岡山)を投入。総力戦で勝ち切ったのは記憶に新しい。
選手からすれば、今合宿でも慣れ親しんだポジションでプレーしたかったに違いない。しかし、想定外の状況は国際試合では必ず起こる。U-23アジアカップは23名の登録だが、U-21代表が目指すパリ五輪は、18名とバックアップメンバーの4名を加えた22名で戦わないといけない。そうした状況に対応できるか否かも、大岩監督が求める“タフさ”のひとつである。
実際に1−0でリードしている試合終盤には、CFを本職としないMF松村優太(鹿島)を右サイドハーフから1トップに移し、空いたポジションにSBが主戦場のDF成瀬竣平(岡山)を投入。総力戦で勝ち切ったのは記憶に新しい。
選手からすれば、今合宿でも慣れ親しんだポジションでプレーしたかったに違いない。しかし、想定外の状況は国際試合では必ず起こる。U-23アジアカップは23名の登録だが、U-21代表が目指すパリ五輪は、18名とバックアップメンバーの4名を加えた22名で戦わないといけない。そうした状況に対応できるか否かも、大岩監督が求める“タフさ”のひとつである。
「結果を見れば、なかなか伝わっていなかったかもしれません。ただ、積極的に前向きにトライしている選手も見受けられたので、手応えは半々ぐらい」とは大岩監督の言葉。
今回のトレーニングマッチの経験を財産に変えられれば、チームにとっても選手にとってもプラスになる。緊急事態を想定したうえでのトライは、今合宿における収穫のひとつだった。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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