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【連載】現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「正しかったトゥヘルの判断 称賛の嵐に包まれた開幕戦」

カテゴリ:ワールド

マルクス・バーク

2015年08月19日

クロップが残した素晴らしいベース。

香川にスタメンを譲る形で開幕戦はベンチを温めたカストロ(右)は、快勝にもひとり浮かない顔だった。不満を抱える選手をうまくマネジメントすることも、トゥヘル監督(左)には求められる。 (C) Getty Images

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 問題を指摘するとすれば、トゥヘルへの称賛が前任者ユルゲン・クロップへの批判に聞こえてしまうことだ。たしかに昨シーズンはうまくいかなかった。それでもクロップが残した功績を軽んじるべきではない。
 
 実際トゥヘルも「私たちが良いプレーを見せられるのは、ユルゲン(クロップ)が残してくれた素晴らしいベースがあるからだ」と語っている。
 
 幸運なことに、クロップはヨーロッパリーグの予選出場権をもたらしてくれた。23日のインゴルシュタット戦(ブンデスリーガ2節)を前に、20日にはノルウェーのオッド・グレンランと本選出場を懸けてプレーオフを戦う。
 
 開幕戦でベンチを温めたカストロやロマン・ヴァイデンフェラーに出番を与えて満足させる、いい機会になるだろう。
 
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
 
Marcus BARK
マルクス・バーク
地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。
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