【山形｜採点・寸評】
GK
１ 山岸範宏 7
決定的なシュートを２本防ぎ、分厚い壁として川崎に立ちはだかる。山形に貴重な勝点1をもたらした。
DF
26 宇佐美宏和 6
1対1で身体を張り、川崎の攻撃を食い止める。川崎からある程度の自由を奪ったという意味でも、重要なパーツとして機能した。
４ 西河翔吾 6.5
守備の要として最終ラインを高く維持しつつ、時に自分の持ち場から離れてピンチの芽を摘む。川崎に得点を許さなかった働きは評価できる。
13 石川竜也 6
守備の貢献とともに、プレースキックで川崎に圧力を掛けた。苦しい試合ながら、よく耐えてドローに持ち込む原動力となった。
MF
31 高木純平 5
小宮山との引っ張り合いのなか、裏を取られる場面も……。攻撃の局面でも良いところがなく、厳し目の採点に。
５ アルセウ 6
中盤で睨みを利かしつつ、守備に奔走。1対1の局面で相手を止め続け、無失点試合に貢献した。
15 宮阪政樹 6
よく走り、川崎のボールホルダーにプレスを掛け続けた。守備力はもちろん、プレースキックでチャンスを作った技術が素晴らしい。
24 ロメロ・フランク 6
守備面での頑張りとともに、攻撃時にあわやというシュートも。得点とは紙一重のところまで行けていただけに、少しばかり悔やまれる試合になった。
11 ディエゴ 6
前線で守備のスイッチを入れ、川崎の攻撃をスローダウンさせた。攻撃面で思うように形を作れなかったが、及第点の出来だった。
22 キム ボムヨン 5
1対1でなかなか勝てず、持ち前の突破力を見せつけられなかった。明らかに消化不良の内容だった。
FW
8 林陵平 5.5
守備面で奮闘するも、１トップとしては攻撃面で仕事をしたかった。ラストパスが出てこない苦しさもあったのかもしれない。
交代出場
FW
９ 中島裕希 5
チームをリフレッシュされる意味での投入だっただけに、攻守で目立ってほしかった。動いてはいたが、効果的ではなかったので厳し目の評価。
MF
33 小椋祥平 −
今夏にG大阪から期限付き移籍。川崎戦ではプレー時間が短く、評価なし。
FW
34 高崎寛之 −
今夏に鹿島から期限付き移籍。川崎戦ではプレー時間が短く、評価なし。
監督
石﨑信弘 6
チーム力で勝る川崎を相手に勝点1をもたらす采配。全体をコンパクトにする戦いを完遂させた手腕はさすがだ。
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
ふたつの決定機を阻止。GK山岸は分厚い壁として川崎に立ちはだかった。
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