【湘南｜採点・寸評】
GK
１　秋元陽太　6.5
横っ飛びや大きく弾き返すパンチングなど、“絵になるプレー”でピンチを救う。間違いなく勝利に貢献したひとりだ。
 
DF
３　遠藤 航　6.5
P・ウタカに陸空とも自由を与えず、シャットアウトに近い出来。タイミングの良い縦パスや、持ち上がりでも別格の存在感。　
 
４　アンドレ・バイア　6.5
相手へのタイトな寄せと、冷静なポジショニングが光る。P・ウタカに釣り出された失点シーンが唯一のミスか。
 
30　島村 毅　6.5
空中戦で強みを発揮して根気強くロングボールを撥ね返す。指揮官の予想を良い意味で超える位置取りで、決勝点もマーク。
 
MF
５　古林将太　6.5
遠藤からの縦パスを何度も惜しいクロスに結びつける。早めに交代となったが、「むしろ出来は良かった」と曺監督も評価。
 
16　石川俊輝　5.5
それほど目立ったプレーはなかったが、攻守に奔走。パスのチョイスも無難ながら、シンプルで悪くなかった。
 
６　永木亮太　6.5
セカンドボールの予測や攻撃のテンポアップなど、チームの心臓部として確かな働き。遠藤に次ぐMOM候補。
 
10　菊池大介　5.5
労を惜しまず上下動を繰り返したが、周囲と噛み合わなかった印象。クロスの精度もそれほど高くなかった。
 
２　菊地俊介　５
守備のポジショニングは怠らなかったが、決定的な場面に顔を出せず。後半はガス欠を起こし、目に見えて運動量が減った。
 
23　高山 薫　６
攻守の切り替えが素早く、一瞬の動き出しにもキレがある。CKをニアで合わせ、惜しいヘディングシュートも放った。
 
FW
19　大槻周平　5.5
決してボールの収まりが良かったとは言えないが、必死に身体を張り続けたのは評価に値。終盤もアグレッシブさを貫いた。
 
交代出場
MF
17　三竿雄斗　６
菊地とサイドを変え、左ワイドに陣取る。守備を重視したプレーながら、高精度の左足で決勝点を演出した。
 
FW
18　アリソン　５
押し込まれた時間帯でシャドーの位置に入る。右からの突破など、時折馬力を見せたが、展開にはあまり関与できず。
 
DF
20　坪井慶介　－
右サイドで澤井の突破をケア。万全とは言い難かったが、試合を無事に終わらせ、クローザーとしての任務は遂行。
 
監督
曺　貴裁　６
守備の時間が長かったが、スタイルを貫いて少ないチャンスを手中に。チームの戦いぶりには「ナイスゲーム」と満足。
 
取材・文：増山直樹（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。