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開幕8戦未勝利の神戸、新指揮官の初陣で見えた復調の兆し。先制点に“リュイス・イズム”が集約されていた

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2022年04月03日

ポイントは“初瀬のポジショニング”と“ボージャンのドリブル”

初瀬は京都戦でJ1初ゴールをゲット。守備時のポジショニングの良さも光った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ポイントは2つある。1つは初瀬のポジショニングだ。

“コンパクト”を守備のテーマに掲げるリュイス体制では、最終ライン4人と中盤4人がフラットな2ラインを形成し、両サイドが中央に絞り込むことでコンパクトなブロックを作っていた。そしてイニエスタと大迫が前に残り、ボール回収後のカウンター攻撃やポゼッションの起点を担った。三浦淳寛前監督のコンセプトにも通ずる部分はあるが、選手個々の役割をもっと明確にした印象だ。

 先述した49分の先制点の場面では、ロストしたボールをいち早く回収し、イニエスタをフックに使って速攻を展開している。

 攻守が連動した狙い通りのシーンだが、このとき、右ウイングの初瀬がボランチの山口との距離を保ちながら左サイド付近までスライドして守備に入っている。そして結果的にこぼれ球を拾ってカウンターに転じられた。先制点も価値は高いが、実は守備時の初瀬のポジショニングがキモになっていたと考えられる。
 
 2つ目のポイントは、ボージャンのドリブルの進行方向。真っ直ぐではなく、ゴールに向かって斜めに仕掛けることで相手DFをより混乱させた。

 試合後には「ディフェンダーと1対1の状況で、相手が少しでも隙を見せたらシュートを撃とうと思っていた」と話している。第一の選択肢としてゴールを目指すのはセオリー通りだが、負傷により武藤嘉紀が離脱してからは、やや物足りなさを感じる部分でもあった。

 ほかにも課題だったセットプレーの守備や、システムのオプション不足に着手した形跡も見てとれた。もちろん、カウンターから3失点するなど課題は残ったが、復調の兆しを掴んだ試合でもあった。

 今後、リュイス監督の描くプレーモデルをオートマチックに遂行できるようになれば、結果はおのずと付いてくるだろう。ただ、最大目標であるACLまでに残された時間が多くないのも事実である。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)

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