「自分はまだ代表に入ったばかり。もっと成長しないといけないと改めて感じた」

中国戦から中1日ながら、精力的にチーム練習をこなした遠藤。「疲労困憊になるということは、逆に言えば恵まれている」という曺監督の言葉を伝え聞くと、「確かに」と頷いた。第2ステージ6節・清水戦の出場も十分に考えられる。 (C)SOCCER DIGEST
ハリルホジッチ監督が標榜する「縦に速い」コンセプトを考えれば、現在のJリーグで最も縦への意識が強いチームのひとつである湘南の遠藤が重宝されたのも必然だったと言えるだろう。事実、指揮官からは「湘南のサッカーはすごく面白い」と声をかけられたという。
「ミーティングでの話を聞くと、縦へのスピードや切り替え、運動量、前線からの守備に関する指示がほとんどでした。細かい戦術の違いはありますけど、湘南で求められていることに近いし、実際にプレーしてみてより似ている感じがしました」
かねてからの目標であるA代表入りを果たした遠藤は、自身にとってのA代表の位置づけは「特に変わらない」と前置きしつつも、「ここ(A代表)にずっと入り続けたい」という想いが新たに芽生え始めたと話す。
「試合に出ることが一番成長につがなると思っているので、3試合に使ってもらえたのはとても良い経験になりました。ただ、自分はまだ代表に足を踏み入れたばかりで、もっと成長しないといけないと改めて感じた大会でもある。今回は国内組のみでの構成。やっぱり海外組も含めたメンバーに入りしたいし、そういう選手たちと一緒にプレーしたいな、と。この経験を踏まえて、自分がどう成長していくか、どう努力しなければいけないのか。それが、今後自分がやるべきことだと思います」
湘南、U-22代表、A代表では、ポジションも違えばやるべきことも違う。それでも、遠藤は「自分のなかで整理はできている」と自信を見せる。チームでしっかりと自分の良さを出しながら、代表に向けてアピールしていけばいい――。再びチャンスが巡ってくる日のために、遠藤は迷いなく自らの道を突き進む。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
「ミーティングでの話を聞くと、縦へのスピードや切り替え、運動量、前線からの守備に関する指示がほとんどでした。細かい戦術の違いはありますけど、湘南で求められていることに近いし、実際にプレーしてみてより似ている感じがしました」
かねてからの目標であるA代表入りを果たした遠藤は、自身にとってのA代表の位置づけは「特に変わらない」と前置きしつつも、「ここ(A代表)にずっと入り続けたい」という想いが新たに芽生え始めたと話す。
「試合に出ることが一番成長につがなると思っているので、3試合に使ってもらえたのはとても良い経験になりました。ただ、自分はまだ代表に足を踏み入れたばかりで、もっと成長しないといけないと改めて感じた大会でもある。今回は国内組のみでの構成。やっぱり海外組も含めたメンバーに入りしたいし、そういう選手たちと一緒にプレーしたいな、と。この経験を踏まえて、自分がどう成長していくか、どう努力しなければいけないのか。それが、今後自分がやるべきことだと思います」
湘南、U-22代表、A代表では、ポジションも違えばやるべきことも違う。それでも、遠藤は「自分のなかで整理はできている」と自信を見せる。チームでしっかりと自分の良さを出しながら、代表に向けてアピールしていけばいい――。再びチャンスが巡ってくる日のために、遠藤は迷いなく自らの道を突き進む。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)