2人の連係と成長が目標達成の鍵に
京都橘戦を終え、彼らは充実した表情を浮かべた。2日目の桐光学園戦でもコンビを組むと、初戦以上に連係の質は深まり、離れていた期間の成長の跡を示した。
徳永はインサイドのパスだけではなく、テンポをずらしたアウトサイドのキックを織り交ぜながら、ショートパスと展開のパスを的確な状況判断のもとに出す。コーチングの面でも試合中は常に指示と連係の確認をジェスチャーを交えて発信するなど、キャプテンとしての自覚がプレーと立ち居振る舞いに表われていた。
根津もキックの精度が格段に上がっていた。特にサイドチェンジや対角のボールを低弾道で正確に味方に届ける。守備面でも徳永に任せきりになることなく、危険なスペースを素早く埋めて、徳永を前目のポジションに押し出すなど、気の利くプレーを見せた。
徳永はインサイドのパスだけではなく、テンポをずらしたアウトサイドのキックを織り交ぜながら、ショートパスと展開のパスを的確な状況判断のもとに出す。コーチングの面でも試合中は常に指示と連係の確認をジェスチャーを交えて発信するなど、キャプテンとしての自覚がプレーと立ち居振る舞いに表われていた。
根津もキックの精度が格段に上がっていた。特にサイドチェンジや対角のボールを低弾道で正確に味方に届ける。守備面でも徳永に任せきりになることなく、危険なスペースを素早く埋めて、徳永を前目のポジションに押し出すなど、気の利くプレーを見せた。
「これからですね。実戦を通じて出た課題を元輝と話し合いながら、より連係を深めていきたい」(徳永)
来月にはチーム初のプレミアリーグが始まる。昇格1年目で初優勝、そしてインターハイと選手権で2度目の優勝を目指すチームにとって、この2人のコンビの連係と成長が目標達成の鍵を握ることは間違いない。2か月半ぶりのフィーリングをより深め、日本一のダブルボランチになるべく。2人の成長の軌跡をこれからも追いたい。
取材・文・写真●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【画像】帝京、国見、鹿実、市船… 強豪校別 歴代ベストイレブン!
来月にはチーム初のプレミアリーグが始まる。昇格1年目で初優勝、そしてインターハイと選手権で2度目の優勝を目指すチームにとって、この2人のコンビの連係と成長が目標達成の鍵を握ることは間違いない。2か月半ぶりのフィーリングをより深め、日本一のダブルボランチになるべく。2人の成長の軌跡をこれからも追いたい。
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