ジェラードが去ったリバプールはコウチーニョのミドルで!
辛勝(1-0)はトップ4復帰を目指すリバプールも同じだが、より意義のある1勝だ。敵地でのストーク戦では昨シーズン最終節に6失点の大敗。悪夢を一蹴した終了間際のゴールは、ジェラードが去ったチームで“マジック”への期待が高まるコウチーニョのミドルだった。
結果への意欲は、「足下主義」のロジャース監督が新1トップのベンテケに当てるロングボールを認めていた事実からも明らか。指揮官は中位級を相手に五分五分の内容でも「納得」と語った。
エバートンとサウサンプトンは、揃って引き分けに持ち込むのが精一杯(いずれも2-2)。サウサンプトンは吉田のヘディングが好セーブに阻まれてもいるが、トップ6が目標の両チームが、それぞれ昇格組のワトフォードとマクラーレンの監督就任後も降格の危険性が指摘されるニューカッスルに苦戦するあたりは、やはり楽勝カードのないプレミアらしい。
初昇格のボーンマスも70分過ぎまでアストン・ビラと渡り合い(0-1)、2年ぶりプレミア復帰のノーリッジは、ジェロームのオーバーヘッドによる同点ゴールが危険行為として取り消される不運がなければ、昨シーズン10位のクリスタル・パレスを相手に敗戦(1-3)を避けられたかもしれない。
10日に開幕節の“しんがり”を務めるのは、王座奪回に燃えるマンC。攻撃志向のペレグリーニ監督だけに、アウェーでも新戦力のスターリングをアグエロとシルバと並べる3トップ採用があり得るが、中央のアグエロは今夏の始動が遅れた上に病み上がり。
対するWBAは昨シーズン途中のピュリス監督就任を機に上向き、リバプールでのベンチ生活を脱出したランバートをFWに加えた今シーズンは、地元ファンがトップ10入りへと背中を押す意気込み。油断は禁物だ。
文:山中忍
【開幕節 結果】
[8日]
○マンチェスター・U 1-0 ●トッテナム
●ボーンマス 0-1 ○アストン・ビラ
△エバートン 2-2 △ワトフォード
○レスター 4-2 ●サンダーランド
●ノーリッジ 1-3 ○クリスタル・パレス
△チェルシー 2-2 △スウォンジー
[9日]
●アーセナル 0-2 ○ウェストハム
△ニューカッスル 2-2 △サウサンプトン
●ストーク 0-1 ○リバプール
[10日]
WBA 対 マンチェスター・C
結果への意欲は、「足下主義」のロジャース監督が新1トップのベンテケに当てるロングボールを認めていた事実からも明らか。指揮官は中位級を相手に五分五分の内容でも「納得」と語った。
エバートンとサウサンプトンは、揃って引き分けに持ち込むのが精一杯(いずれも2-2)。サウサンプトンは吉田のヘディングが好セーブに阻まれてもいるが、トップ6が目標の両チームが、それぞれ昇格組のワトフォードとマクラーレンの監督就任後も降格の危険性が指摘されるニューカッスルに苦戦するあたりは、やはり楽勝カードのないプレミアらしい。
初昇格のボーンマスも70分過ぎまでアストン・ビラと渡り合い(0-1)、2年ぶりプレミア復帰のノーリッジは、ジェロームのオーバーヘッドによる同点ゴールが危険行為として取り消される不運がなければ、昨シーズン10位のクリスタル・パレスを相手に敗戦(1-3)を避けられたかもしれない。
10日に開幕節の“しんがり”を務めるのは、王座奪回に燃えるマンC。攻撃志向のペレグリーニ監督だけに、アウェーでも新戦力のスターリングをアグエロとシルバと並べる3トップ採用があり得るが、中央のアグエロは今夏の始動が遅れた上に病み上がり。
対するWBAは昨シーズン途中のピュリス監督就任を機に上向き、リバプールでのベンチ生活を脱出したランバートをFWに加えた今シーズンは、地元ファンがトップ10入りへと背中を押す意気込み。油断は禁物だ。
文:山中忍
【開幕節 結果】
[8日]
○マンチェスター・U 1-0 ●トッテナム
●ボーンマス 0-1 ○アストン・ビラ
△エバートン 2-2 △ワトフォード
○レスター 4-2 ●サンダーランド
●ノーリッジ 1-3 ○クリスタル・パレス
△チェルシー 2-2 △スウォンジー
[9日]
●アーセナル 0-2 ○ウェストハム
△ニューカッスル 2-2 △サウサンプトン
●ストーク 0-1 ○リバプール
[10日]
WBA 対 マンチェスター・C