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「なぜロシアのスポーツ界は誰も戦争反対を表明しない?」イタリア避難のシャフタール監督が胸中を激白「露リーグがやっているのは腹が立つ」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年03月19日

「犯罪者は、我々を侵攻したロシアだ」

 デ・ゼルビは「むしろ、いずれウクライナ・リーグが再開されたら、もう1年シャフタールでやりたい。彼らが望んでくれるならね。ブラジル人選手たちがいなくても、どんなスカッドでも、彼らが優勝を目指せなくても、目指すことを望まなくても、だ」と続けた。

「私にとって大切なことなんだよ。彼らは我々に泥棒のように逃げることを強いた。だが、我々は仕事をしていたんだ。泥棒は、犯罪者は、我々を侵攻したロシアだ」
 
 さらに、「この戦争は彼らの誇り、尊厳を分からせてくれた。彼らには30年前から自由がある。我々が当然としている価値を守っている」と、ウクライナの人々に想いを寄せた。

「このままでは国民を大勢死なせることになるからゼレンスキーは降伏すべき、との声を聞いた。だが、ゼレンスキーが降伏しても、ウクライナ人は全員闘うだろう。そういうことを言う人は、自由や尊厳、誇りが当然と思っている。大昔に誰かが我々のためにそうしてくれたということを忘れてね」

『Gazzetta dello Sport』紙は、デ・ゼルビが携帯電話でシャフタールでの最後のゴールシーンの動画を記者に見せてくれたと伝えている。選手やスタッフたち全員と一緒にゴール裏スタンドに向かって走っている動画だ。

 シャフタールがその日常を取り戻せることを、そのときが少しでも早く訪れることを願う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】デ・ゼルビが指揮するシャフタール公式が公開したウクライナの惨状
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