「監督から点を取れとすごく言われるので、次の試合もゴールを狙っていきたい」(武藤)

初戦の北朝鮮で代表初出場&初ゴールの武藤(右)。韓国戦は出場がなく、「十分休んでいるので、チャンスをもらえたら前回走れなかった分も走りたい」。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)
藤田直之(鳥栖/MF)
――今日のミーティングは長かったが、監督から言われてることで意識しているのは?
「日本人の体格だったり、フィジカルだったり、運動量だったり、一つひとつのところでA代表として戦っていくなら、すべてをレベルアップさせないといけないって話は、今日もすごくされました。ここに来ても何回も聞いている話ですが、『Jリーグで戦う分には今までと同じで問題ないだろう。でも、その上を目指すなら絶対に必要になってくる』っていう話がありました」
――藤田選手は、鳥栖で尹晶煥監督から激しさなどを叩き込まれたと思うが?
「そうですね、自分もそこは強く、負けないようにというのは意識していますけど、この間の試合で球際に全部勝てたかと言ったら、そうでもなかった。もちろん勝てた部分もありましたけど、もっと勝つ可能性を上げていくためにも、フィジカル面でスプリント数を増やしたりしないといけないし、そういう意味ですべての面で成長が必要だと思います」
――ハリルホジッチ監督は細部まで言ってくるタイプだと思うが、改めて監督の印象は?
「本当に思ったことをそのまま伝えてくれる方。協会の方がいて、Jリーグの選手もいるなかで、やっぱりそこは言わないと変わらないっていうことで、厳しいこともしっかり言ってくれる。そこは本当に聞く側の気持ち次第というか、受け取り方次第だと思うので、真摯に受け止めて、少しでも向上させようというふうに思えますし、すごく良い刺激になっています」
武藤雄樹(浦和/FW)
――フィジカルを高めなければいけないという話があったようですが?
「やっぱりフィジカルの部分は言われますね。身体を大きくすることだったり、世界に向けて戦える身体を作らないといけないと」
――初戦は体力が途中で落ちたと言っていたが?
「そうですね。この間の試合は(Jリーグで)連戦の後ってこともあって、落ちてしまった。でも監督からしたら、そういう時もあるから連戦のなかでも走れるようにフィジカルを作ってこいという話をしていました」
――武藤選手は韓国戦に出場しなかったが、休息して中国戦に臨めますね。
「そうですね、韓国戦は出ていないですし、次の試合まで中5日。十分休んでいるので、チャンスをもらえたら前回走れなかった部分も走りたいと思いますし、チームのために貢献できればと思っています」
――次の試合で評価が分かれる可能性もあるが、中国戦でやるべきことは?
「自分のプレーをしっかりやる。監督から点を取れってことをすごく言われているので、前回取れたことで自信にもなりましたし、次の試合もゴールを狙っていきたいと思っています。ゴール決めないと試合にも勝てないですし、そのためにも決めたいです」
――練習中にビブスで分けたのは?
「あれはまったく関係ないと思います」
――監督からの指示?
「ビブスですか。槙野さんが選んでいましたよ。適当に選んでいるだけなんで、関係ないと思います。選んでというか、ハイハイみたいな感じだったんで、意味はないと思います」
――連日長いミーティングがあって大変ですか?
「いや、そんなことないんじゃないですかね。代表で集まれる期間は短いですし、やっぱり話さないと分からないので。ああいうところで監督の考えていることを理解しないといけないですし、練習していても暑いですからね」
――ミーティングは25分くらいやっていたが?
「そんなにやっていました? 集中していたので、5分くらいに感じました(笑)」