【東アジアカップ】代表初ゴールは淡々と。山口蛍は諦めない

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年08月05日

韓国戦のドローを「前向きに捉え」、「勝って終わりたい」と決意。

存在感は際立ったが、「MVPに値するプレーをしたとは思っていない」とキッパリ。中国戦に向けて、決意を新たにしていた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 守備のオーガナイズが整ってからは、自分たちのペースでゲームを運ぶ時間帯もできた。押し込まれている時でも、山口とチームメイトは慌てなかった。
 
「途中からつなげるようにもなって、自分たちの時間を作れるようになってきた。そのなかでワンタッチ、ツータッチで上手く回せるシーンもあったから、それをもっと早い時間から、数多く作れれば」
 
 テスト的要素の強いメンバー編成にあって、山口は昨夏のブラジル・ワールドカップの経験者だ。2年前の東アジアカップにも出場し、MVPを獲得している。練り上げたコンビネーションに頼れないチームにあって、背番号16の存在感は際立つ。
 
「前回のMVPということで、周りからそういう見方をされるので、もっとやらなきゃいけないとは思いますけど、僕としてはMVPに値するプレーをしたとは思っていない。とにかく今やれることを、精いっぱいやろうと思っている。前の試合から今日の試合で改善された点もたくさんあるし、相手もすごく強かったなか、自分たちができたこともあった。そこは前向きに捉えたいです」
 
 韓国戦をドローで終え、連覇の可能性が消えた。それでも、中3日で迎える中国戦への決意は、すでに固まっている。
 
「諦めずに、最後に、勝って終わりたい」
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