余りにも強すぎるメンタルに、「凄い」の一言
鈴鹿ポイントゲッターズの練習試合が行なわれた日、帰りのバスでビッグニュースが飛び込んで来た。
平野歩夢選手の金メダル獲得だ。
これも彼が誰もがやったことのない「トリプルコーク1440」という大技を決めてプレッシャーに打ち勝っての優勝であった。
平野歩夢選手の金メダル獲得だ。
これも彼が誰もがやったことのない「トリプルコーク1440」という大技を決めてプレッシャーに打ち勝っての優勝であった。
試合後、3大会で金メダルを獲得していたホワイト選手に祝福され、翌日の特番で平野選手が子どもの頃、一緒に写真を撮り、その選手と同じ勝負の場に立ち、目の前で大きな技を成功させる。
余りにも強すぎるメンタルに、「凄い」の一言である。そして喜びの感情を強く表現しない彼のスタイルも僕は好きである。
そうでありながら、2本目の低い採点を見返す3本目を最後に滑るという難しさを克服する負けず嫌いな局面。それでも大きなモーションでは喜ばない。
スタイルは競技者の性格、育ち、知り合った人たちによってまちまちではあろうが、あんなに高く、あんなに回って、雪の上に着地する。平らな芝生の上でやるスポーツ「サッカー」を比較してはいけないが、もっと精度を上げてもっとスピーディーにテクニカルにやらなければいけない(笑)。
北京オリンピックもここから後半戦。やはり日本選手が活躍すると、嬉しく誇らしげになってしまう。
と、同時に自分自身もこの世界(サッカー)でもっとやらなければいけないし、もっと日本に貢献したいと思う。
今年の鈴鹿ポイントゲッターズは色んな角度からも注目されている。カズも今月26日で55歳になる。学年でひとつ違いの弟だ。
羽生結弦選手がチャレンジした、平野歩夢選手が成し遂げた。僕自身も大きなチャレンジとなる。
カズとともに、鈴鹿ポイントゲッターズを昇格させるという大きな挑戦である。
この冬季オリンピック。北京から刺激をもらい、学び、吸収し、色んな分野からの話を聞き、色んな角度からサッカーを愉しむことが出来ればと思う。
今回のコラムは、ふたりにスポットを当てたが、全ての選手が4年に一度のこの大会に全てを懸けて闘っている。
そして勝ち方に拘ったふたりは、僕にとっても良い手本となり、目標になった。
メダルを獲れても獲れなくても関係ない。彼らの拘りは、プロ中のプロなのであろう。
僕の座右の銘「努力は必ず報われる」。質の良い努力をするために、無駄な努力をたくさんして下さいと落語家の立川談春さんが言っていたように、悔いなく闘い続けるために努力していれば、報われるのは結果だけではない。「人生、愉しかった、努力して良かった」と必ず言えるであろう。
明日から無駄な努力をいっぱいやって、質の高い努力にしていきたいと思う。
2022年2月14日
三浦泰年
余りにも強すぎるメンタルに、「凄い」の一言である。そして喜びの感情を強く表現しない彼のスタイルも僕は好きである。
そうでありながら、2本目の低い採点を見返す3本目を最後に滑るという難しさを克服する負けず嫌いな局面。それでも大きなモーションでは喜ばない。
スタイルは競技者の性格、育ち、知り合った人たちによってまちまちではあろうが、あんなに高く、あんなに回って、雪の上に着地する。平らな芝生の上でやるスポーツ「サッカー」を比較してはいけないが、もっと精度を上げてもっとスピーディーにテクニカルにやらなければいけない(笑)。
北京オリンピックもここから後半戦。やはり日本選手が活躍すると、嬉しく誇らしげになってしまう。
と、同時に自分自身もこの世界(サッカー)でもっとやらなければいけないし、もっと日本に貢献したいと思う。
今年の鈴鹿ポイントゲッターズは色んな角度からも注目されている。カズも今月26日で55歳になる。学年でひとつ違いの弟だ。
羽生結弦選手がチャレンジした、平野歩夢選手が成し遂げた。僕自身も大きなチャレンジとなる。
カズとともに、鈴鹿ポイントゲッターズを昇格させるという大きな挑戦である。
この冬季オリンピック。北京から刺激をもらい、学び、吸収し、色んな分野からの話を聞き、色んな角度からサッカーを愉しむことが出来ればと思う。
今回のコラムは、ふたりにスポットを当てたが、全ての選手が4年に一度のこの大会に全てを懸けて闘っている。
そして勝ち方に拘ったふたりは、僕にとっても良い手本となり、目標になった。
メダルを獲れても獲れなくても関係ない。彼らの拘りは、プロ中のプロなのであろう。
僕の座右の銘「努力は必ず報われる」。質の良い努力をするために、無駄な努力をたくさんして下さいと落語家の立川談春さんが言っていたように、悔いなく闘い続けるために努力していれば、報われるのは結果だけではない。「人生、愉しかった、努力して良かった」と必ず言えるであろう。
明日から無駄な努力をいっぱいやって、質の高い努力にしていきたいと思う。
2022年2月14日
三浦泰年