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【三浦泰年の情熱地泰】甥の格闘家デビューに、選手権は親交ある両監督の激突。そして弟カズの移籍…少しざわついた年末年始

カテゴリ:連載・コラム

三浦泰年

2022年01月16日

大晦日は「RIZIN」でカズ次男の孝太がデビュー。陰ながら応援したい!

高校選手権は青森山田が大津を下して3大会ぶり3度目の優勝を飾った。写真:徳原隆元

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 多くを語ることは避けよう。そう! 静かに闘志を燃やすしかない。

 2022年。初めての『情熱地泰』だ。少し遅くなったが、「新年明けましておめでとうございます」。

 2021年から2022年を迎える年末年始。サッカー界は天皇杯決勝、地域リーグの入れ替え戦、選手権と多くの試合に感動が生まれていた。

 僕の年末年始は例年に比べれば落ち着かない少しざわつく感じはした。
「血が繋がってるんだな~」と強く感じた年の暮れでもあった。

 2021年最後の日は毎年恒例ではあるが、紅白歌合戦にチャンネルを合わせる。フライングでおせち料理を摘まみ、年越し蕎麦を食べる。
 
 プラス、この日は14時過ぎからカズの次男、僕にとって親戚の孝太の「RIZIN」の試合に合わせてTV画面の前で有料チャンネルをセットし、孝太の格闘家としてのデビュー戦を観戦した。

 サッカー畑のファミリーで、まさか孝太が格闘技の道へ進むとは思ってもいなかった。中学3年間は僕が代表を務めるトッカーノU15に所属していたサッカー少年が選んだ道が、この華やかな舞台だった。

 実力も何も全く分からないまま、見る方は心配、不安の一言。結果は1ラウンドKO勝ちであったが、それは怖い紙一重の世界である。

 勝利の瞬間、思わず声を荒上げてしまった僕は、改めて弟の息子に「血が繋がってるんだな~」とホッとした。

 専門家ではないので、試合の感想や評論、今後の彼への提言などは避けるが、凄い世界に飛び込んだ孝太の勇気を陰ながら見守り、応援し続けたいと思う。

 年末は高校サッカーを生で1試合のみ観戦。決勝はTVで観戦した。日本代表のアウェー戦が地上波で放送しなくなったとはいえ、高校サッカー選手権は4チャンネルに合わせればしっかり観戦できる。テレビから流れる「振り向くな君は美しい」のメロディーは、いつも心を純粋な澄んだ気持ちにする。

 青森山田、優勝おめでとう!! 黒田監督、「凄いね~」。
 実は、僕がタイで監督をしている時に、彼は練習を見に来てくれた。謙虚な勉強家である。努力が実った瞬間であった。

 大津高校、準優勝おめでとう!! 平岡総監督は同じ年の親友みたいな仲。
 実は、彼とは中学時代に熊本と静岡で文通をしていた。アンダーカテゴリーの日本代表では、よくプレーを盗みあったものだ(笑)。公立高校が国立の舞台を踏むのは簡単なことではない。平岡総監督、「素晴らしい指導をしてるんだな~」。

 両校の皆さん本当にお疲れさまでした。そして「ありがとうーーー」。
 
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