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【J1採点&寸評】神戸×G大阪|序盤に退場者を出した神戸がまたもホームで、そして関西のライバルに勝てず…

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2015年07月25日

“神戸キラー”宇佐美をMOMに。

【警告】神戸=増川(56分) G大阪=なし
【退場】神戸=相馬(24分) G大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】宇佐美貴史(G大阪)

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G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
安定感の高いプレーを披露。特にハイボールの処理は完璧で、神戸に付け入る隙を与えなかった。失点の場面は増川にフリーで打たれ、反応することができず。
 
DF
14 米倉恒貴 6
攻撃では良さを出せなかったものの、守備でチームに大きく貢献。欲を言えば、逆サイドで宇佐美、藤春が待っていたシーンがあっただけにもう少しサイドチェンジのボールを増やしたかった。
 
5 丹羽大輝 6.5
集中をまったく切らさず、守備面で出色の出来。1対1、空中戦で強さを見せ、レアンドロを抑え込んで神戸の攻撃を寸断させた。その半面、パスの精度がイマイチだった点がもったいない。
 
8 岩下敬輔 6
丹羽との絶妙なコンビネーションで、相手の攻撃を防いだ。ただ、熱くなり過ぎる面は相変わらずで、三原のチャージを受けた際に一触即発の雰囲気に。冷静さが求められる。
 
4 藤春廣輝 5.5
大森、宇佐美との連係は良好で、ふたりとのパス交換で左サイドを崩しにかかった。ただ、ドリブル突破は見応えはあったが、クロスの質はそこまで高くなかった。
           
MF
15 今野泰幸 6.5
遠藤がトップ下に入ったために、後ろの幅広いスペースをひとりでカバー。ボールへの寄せは秀逸で、後半立ち上がりにはスルスルと攻め上がり、阿部の決定機を演出。要所での存在感が際立っていた。
 
7 遠藤保仁 6.5
豪快な一発で、序盤劣勢を強いられたチームに活力を与えた。相手のギャップでパスを受け、守備では神戸のパスの出所である森岡にプレッシャーをかけ続けた。宇佐美のゴールもアシスト。 
 
13 阿部浩之 5.5
右SBの米倉のカバーを決して怠らず、守備のバランスを保った。後半立ち上がりに今野のクロスを受けて迎えた決定機は決め切りたかった。その数分後に、倉田との交代を命じられた。
 
19 大森晃太郎 5.5
アグレッシブな守備や、右サイドからのカットインでゴールを狙う積極的な姿勢は評価できる。が、相手陣内で違いを作り出せたとは言い難く、求められた結果を残せなかった。

FW 
39 宇佐美貴史 6.5
やはりこの日も“神戸キラー”ぶりは健在だった。随所で岩波、増川らを手玉に取るテクニックを見せ、77分には勝ち越し弾を奪取。エースと呼べる活躍だった。
 
9 リンス 6
持ち味のスピードを活かしてボールを呼び込み、前線で起点となった。自ら強引に持ち込む姿勢はもう少しあっても良かったが、決して悪いパフォーマンスではなかった。

交代出場 
FW 
29 パトリック 6.5
岩波をふっ飛ばし、フィジカルを前面に押し出してドリブル突破した様はまさに重戦車。勝ち越しゴールを奪えずにいた嫌な空気を払拭し、4戦ぶりの勝利の立役者となった。
 
MF
11 倉田 秋 5.5
阿部に代わり、右サイドに入るもなかなか持ち味を出せず。宇佐美がピッチを去った後は、前線にスペースが生まれドリブルからシュートを狙うシーンがあったが、DFにブロックされた。

MF
17 明神智和 -
「しっかりゲームをコントロールし、締めてくれた」と長谷川監督が語ったようにクローザーとしての仕事を全う。指示されたように無駄なファウルをせずに、2-1で試合を終わらせた。

監督
長谷川健太 6.5
「ひとつのオプション」と遠藤をトップ下で起用した形が奏功。同点で迎えた後半には早い時間帯で、倉田、パトリックと攻撃のカードを切り、チームを勝利に導いた。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

G大阪は遠藤(7)、宇佐美の大黒柱ふたりが躍動。4試合ぶりの勝利を掴んだ。写真:早草紀子

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