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【選手権】取材ライターが選ぶ「下級生ベスト11」! 来季注目のドリブラー、点取り屋、スピードスターらを選出

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2022年01月12日

大津、静岡学園のドリブラーに注目!

大津の田原は切れ味鋭いドリブルで魅了した。写真:浦 正弘

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MF
畑下葵(近大和歌山/2年)
初の選手権で可能性を示したボランチだ。1回戦の相手は優勝候補の一角である流経大柏。戦前の予想は乏しくなかったが、中盤の底で身体を張った守備と正確なフィードで勝利に貢献した。身体能力が高く、ここぞというところで無理が効くのも魅力の一つ。そして、凄まじかったのは、観衆の度肝を抜く強肩を生かしたロングスロー。ニアサイドの手前まで届くスローで、何度も相手を慌てさせた。初の全国舞台で残した爪痕は本物。来年の選手権でまた見たいと思わされた選手だった。
 
田原瑠衣(大津/2年)
県予選ではジョーカー役を担っていた左利きのドリブラーは、本大会でさらなる成長を遂げた。怪我人が出た影響もあり、今大会は左サイドハーフで先発出場。小気味良い仕掛けで相手を外し、正確なクロスでチャンスを演出した。前半途中から出場した決勝では、屈強な青森山田の守備陣に苦戦。それでも得意のドリブルでボールを運ぶシーンも少なくなかった。来季のエース候補のレフティが、この先どのような成長曲線を描いていくのか楽しみだ。

高橋隆大(静岡学園/2年)
“静学のメッシ”は持ち前の高速ドリブルで存在感を発揮した。本家とは異なり、利き足は右だが、一度加速すると止められない。先発出場を果たした徳島商(5-0)との初戦では開始早々に単騎でカウンターを仕掛け、強烈なシュートからCKを獲得。このセットプレーが先制点に結び付いた。世代別代表歴を持つアタッカーはその後も攻撃にアクセントを付け、確かな存在感を発揮。来季の活躍が楽しみな逸材だ。

根津元輝(前橋育英/2年)
相方の徳永涼(2年)とともに中盤の底で存在感を発揮。攻守のリンクマンとしてゲームをコントロールし、チームのベスト8進出に貢献した。鹿島学園との3回戦(1−2)では苦戦を強いられたが、強度の高い守備でボールを刈りながら持ち前の攻撃センスを披露。正確パスでリズムを作るだけではなく、相手の意表を突くノールックパスも織り交ぜながらチャンスを演出した。中田英寿に憧れる前橋育英の背番号7。ミドルシュートの精度などが高まれば、高卒でのプロ入りも見えてくるはずだ。

阪田澪哉(東山/2年)
個の力で局面を打開できる“古都のスピードスター”だ。夏のインターハイでその名を全国に轟かせ、迎えた今大会も持ち前の推進力を発揮。インターハイと同じ顔合わせとなった青森山田との準々決勝では、カウンターの急先鋒役として奮戦した。ひとりでゴール前に運ぶシーンも少なくなく、深い位置を抉って決定的なクロスを入れる場面もあった。プレーの幅が広がれば、もう1つ上のステージで活躍できるタレントだ。

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