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悔いを残した4年前の選手権優勝を糧に… 駒澤大の前橋育英出身コンビが攻守に輝き、14年ぶりの王座奪還に貢献

カテゴリ:Jリーグ

安藤隆人

2021年12月26日

「悔しさをどう力に変えるか。それを学んだ4年間でした」

同点弾を叩き出した宮崎。前橋育英時代にはなかった充実感を味わったようだ。写真:徳原隆元

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宮崎と同じく前橋育英出身のGK松本。準々決勝、準決勝では完封。決勝でも要所で好守を見せた。写真:徳原隆元

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「ただ競り合いに勝つだけではなく、きちんとボールを収めて周りの選手の力を引き出すことを意識した。ゴールも貪欲に意識するようになった」(宮﨑)
「湯沢にはキックの部分で負けていてレギュラーの座を奪い返せなかった。だからこそ、大学に入ってからはセービングという長所だけではなく、キックを徹底して磨いた」(松本)
 
 高校時代の課題をしっかりと消化し、4年間努力を重ねたからこそ、彼らはインカレで大きく躍動した。初戦から決勝まで全試合スタメン出場を果たし、松本は全試合フル出場。3回戦での筑波大戦、準決勝の明治大戦ではビッグセーブを連発し、1-0、3-0の完封勝利に貢献した。宮﨑も準決勝、決勝と2戦連発弾を叩き出した。

「悔しさをどう力に変えるか。それを学んだ4年間でした」(宮﨑)
「今度は自分が出て日本一になるという気持ちが強かったからこそ、最後に達成できて嬉しいです」(松本)

 彼らの表情は非常に誇らしかった。4年前の全国大会決勝で悔しさを味わった自分の姿に、感謝と労いを送りながら、彼らはそれぞれ次なるステージに進んでいく。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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