個人の自覚とプロ入り後の目標設定が大卒ルーキーの強み
昨今大卒ルーキーがJリーグで即戦力として活躍しているのも、そういう覚悟とか、メンタルの部分が大きいように感じます。
大学を卒業したら、22歳くらい。サッカーではそんなに若くもないし、即戦力でいかないとプロでやっていけないというのは個人個人が自覚している部分。そういうモチベーションもすごく関係していると考えます。さらに、プロ入り後の計画、目標がはっきりと見えているのも大きいのではないでしょうか。
1年目から結果を出さないと取り残される、チームに残れないという現状も理解しているでしょう。また、ある程度身体も出来上がっているのでフィジカルのギャップも少ない。プロでも活躍できるフィジカルやベースはついているのかなと思います。
ただ、大学を経由することのデメリットももちろんあります。世界を見たら、10代から試合に出ている選手はいっぱいいます。海外では大学を卒業してからというのはあまりなく、日本の独特な部分です。そのため、22歳では欧州のビッグクラブに行く選手にとっては少し遅いと感じる部分もあります。10代でプロになって活躍したほうが、世界で戦う上で有利なのは間違いない。もちろん遅くはないけど、能力があるなら高卒の18歳からでもプロに行った方が良いとも感じます。
大学を卒業したら、22歳くらい。サッカーではそんなに若くもないし、即戦力でいかないとプロでやっていけないというのは個人個人が自覚している部分。そういうモチベーションもすごく関係していると考えます。さらに、プロ入り後の計画、目標がはっきりと見えているのも大きいのではないでしょうか。
1年目から結果を出さないと取り残される、チームに残れないという現状も理解しているでしょう。また、ある程度身体も出来上がっているのでフィジカルのギャップも少ない。プロでも活躍できるフィジカルやベースはついているのかなと思います。
ただ、大学を経由することのデメリットももちろんあります。世界を見たら、10代から試合に出ている選手はいっぱいいます。海外では大学を卒業してからというのはあまりなく、日本の独特な部分です。そのため、22歳では欧州のビッグクラブに行く選手にとっては少し遅いと感じる部分もあります。10代でプロになって活躍したほうが、世界で戦う上で有利なのは間違いない。もちろん遅くはないけど、能力があるなら高卒の18歳からでもプロに行った方が良いとも感じます。
そのため、わざわざ大学を選んで進むという人はそんなに多くないのではないでしょうか。自分が本当に活躍できると思っていたら、オファーがたくさん来ていたら、そのまま高校からプロに上がると思います。
ただ、そのタイミングで自分に何か足りないと感じている、周りからそう見られているのであれば、大学に4年間行ってプロを目指すのは良いことだと思います。
また、プロはすぐクビになることもある世界。大学に行っていると高卒よりも見られ方は良いですし、勉強もする。いろんな礼儀やコミュニケーションスキルも身に付く。そういう部分はすごく大事で、選手を引退した今は実感することも多いです。
大学時代を振り返ると、サッカーの部分のフィジカルベースや技術でも間違いなく伸びた部分はあります。ただ、僕の場合は、それよりも人として4年間で成長しているのを感じられた。
その経験があったからこそ、プロに入ってからも、良い時、悪い時もありましたが、ブレずに自分がやるべきことをしっかりと継続して、プロ生活を12年間やり続けられたと思います。
プロの世界は華やかに見えるけど、チームが30人前後いたら、全員が上手い選手たち。そこから試合に出られるのは、メンバーに入れる18人、ピッチには11人しか出られない。
まずは週末の試合までの1週間の争いが激しくて、毎週のようにテストを受けているような感じになる。そこで、毎回一喜一憂してしまうことが多いと思いますが、ブレずに自分のやるべきことにフォーカスしてやれる選手が成長すると思います。そうやって考えられるようになったこと、メンタル面が鍛えられたことは大学4年間での成果でした。
やるべきことを探せる「サバイバル力」のようなものが付いたと思います。足りないものを自分で考え、そこにフォーカスして毎日取り組む。そんな継続する力が付いたと思います。さらに、僕の時代はまだ土のグラウンドで、寮生活も8人部屋、多い時は16人部屋なんかもあって、そんな生活を通して成長した部分もあったかもしれませんね。プロに入ったらどこも素晴らしい環境。どこでも大丈夫でした。
ただ、そのタイミングで自分に何か足りないと感じている、周りからそう見られているのであれば、大学に4年間行ってプロを目指すのは良いことだと思います。
また、プロはすぐクビになることもある世界。大学に行っていると高卒よりも見られ方は良いですし、勉強もする。いろんな礼儀やコミュニケーションスキルも身に付く。そういう部分はすごく大事で、選手を引退した今は実感することも多いです。
大学時代を振り返ると、サッカーの部分のフィジカルベースや技術でも間違いなく伸びた部分はあります。ただ、僕の場合は、それよりも人として4年間で成長しているのを感じられた。
その経験があったからこそ、プロに入ってからも、良い時、悪い時もありましたが、ブレずに自分がやるべきことをしっかりと継続して、プロ生活を12年間やり続けられたと思います。
プロの世界は華やかに見えるけど、チームが30人前後いたら、全員が上手い選手たち。そこから試合に出られるのは、メンバーに入れる18人、ピッチには11人しか出られない。
まずは週末の試合までの1週間の争いが激しくて、毎週のようにテストを受けているような感じになる。そこで、毎回一喜一憂してしまうことが多いと思いますが、ブレずに自分のやるべきことにフォーカスしてやれる選手が成長すると思います。そうやって考えられるようになったこと、メンタル面が鍛えられたことは大学4年間での成果でした。
やるべきことを探せる「サバイバル力」のようなものが付いたと思います。足りないものを自分で考え、そこにフォーカスして毎日取り組む。そんな継続する力が付いたと思います。さらに、僕の時代はまだ土のグラウンドで、寮生活も8人部屋、多い時は16人部屋なんかもあって、そんな生活を通して成長した部分もあったかもしれませんね。プロに入ったらどこも素晴らしい環境。どこでも大丈夫でした。