日本代表初招集。飛躍の一年で感じたこととは?
これまで縁遠かった日本代表にも選出。デビュー戦となった、ワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル戦で2ゴールを叩き込むなど確かな爪痕を残した稲垣。さらなる刺激を受けて今後はどのように進化していくのだろうか――。
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日本代表に選んで頂いたのは光栄なこと。もちろん代表を目指しながら小さい頃からやっていましたが、夢物語のような感じでずっと来ていたので、本当にうれしかったです。
自分のような選手が代表に選ばれることで、何か子供たちにも伝えられるものがあれば良いなと、そういう良い影響を与えられる選手でありたいなと改めて思いました。
あとは、すごく知名度も上がって、多くの人たちからいろんなメッセージを頂いて、いろんな人に応援してもらっているんだなと実感できてすごくうれしかった。
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日本代表に選んで頂いたのは光栄なこと。もちろん代表を目指しながら小さい頃からやっていましたが、夢物語のような感じでずっと来ていたので、本当にうれしかったです。
自分のような選手が代表に選ばれることで、何か子供たちにも伝えられるものがあれば良いなと、そういう良い影響を与えられる選手でありたいなと改めて思いました。
あとは、すごく知名度も上がって、多くの人たちからいろんなメッセージを頂いて、いろんな人に応援してもらっているんだなと実感できてすごくうれしかった。
プレー面でも刺激の多い代表活動でした。いわゆる海外組の選手たちのトレーニングは、こういうところを意識しているんだという発見もあって楽しかったですし、トレーニング中にこういうプレーをするんだというのが見れたのはうれしかった。
とても刺激にはなった一方で、「自分は自分だな」との思いもあって、なにか変わることはなかったです。
これまでにも影響を受けたとか、憧れた選手というのはいないんですよね。もちろんいろんな選手の良いプレーをチェックはしますし、発言なども聞いたりしていますが、この人という存在はいなくてここまで来ています。
――◆――◆――
「大きな刺激を受けたシーズンだった」と、この1年を振り返った稲垣。だからこそ自身の足下を見直すことも忘れていない。
「自分がキャリアを通しても、これからさらに活躍していく上でもバイタルエリアは譲れない場所だし、そこが僕の勝負の土俵。そこを制圧できるようなボランチの選手になっていきたい」
土俵に上がり続けるためにも大切にしているのは日頃の研鑽と予測だという。
「ベースの部分プラス、予測というのがキーワード。僕が自信を持っている部分です。予測で上回って、相手よりも一歩、二歩、先に動いてエリアをとって行く。これも自分が今後さらに活躍していくために、より長く第一線でプレーしていくためにも必要なところだと思う。そこは誰にも負けないぐらいに磨いていきたい」
年齢を重ねるごとに磨きがかかった稲垣は、今季の活躍で国内の第一人者になったと言っても差し支えないだろう。年末に30歳を迎えるボランチのさらに円熟味を増したプレーが今から楽しみだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)
とても刺激にはなった一方で、「自分は自分だな」との思いもあって、なにか変わることはなかったです。
これまでにも影響を受けたとか、憧れた選手というのはいないんですよね。もちろんいろんな選手の良いプレーをチェックはしますし、発言なども聞いたりしていますが、この人という存在はいなくてここまで来ています。
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「大きな刺激を受けたシーズンだった」と、この1年を振り返った稲垣。だからこそ自身の足下を見直すことも忘れていない。
「自分がキャリアを通しても、これからさらに活躍していく上でもバイタルエリアは譲れない場所だし、そこが僕の勝負の土俵。そこを制圧できるようなボランチの選手になっていきたい」
土俵に上がり続けるためにも大切にしているのは日頃の研鑽と予測だという。
「ベースの部分プラス、予測というのがキーワード。僕が自信を持っている部分です。予測で上回って、相手よりも一歩、二歩、先に動いてエリアをとって行く。これも自分が今後さらに活躍していくために、より長く第一線でプレーしていくためにも必要なところだと思う。そこは誰にも負けないぐらいに磨いていきたい」
年齢を重ねるごとに磨きがかかった稲垣は、今季の活躍で国内の第一人者になったと言っても差し支えないだろう。年末に30歳を迎えるボランチのさらに円熟味を増したプレーが今から楽しみだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)