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【三浦泰年の情熱地泰】一筋縄ではいかない大事な話… サッカー界の役職の決め方とオマーン戦に思うこと

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年11月16日

国民にサッカーファンに勝点3をプレゼントしてほしい!

ベトナム戦は1-0で勝利。オマーン戦で3連勝といきたい。写真:JFA提供

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 そして、最後に大事な話になる。ベトナムに勝った日本代表は、オマーン代表との一戦に臨む。ホームで負けているだけに大事な試合である。同じチームには二度負けられない。サッカーの世界でよく言われる“ダブル”を許してはいけない。

 ベトナムに1点差の勝利だったことを殊更ネガティブにいう人が多いが、オマーンとのアウェー戦の前にベトナム戦の点差などは、もうどうでも良いことだ。

 得失点差の話は、ベトナム戦直後の評論で終わりにした方が良い。

 8-0で勝っていたとしても、サッカーは前の試合で何点差をつけていても次の試合に勝てると決まった訳ではない。オマーン戦は0-0から始まる。
 
 逆にこのような戦いをした方が次戦に繋がることもある。いずれにしろ、本当の力があれば得失点差を目先の試合で求める必要はない。まずは勝点3を毎試合、積み重ねれば良いのである。

 そして直接対決にしっかりした力を出せるのか? それが一番大事なことだ。オマーンから勝点3。国民に、サッカーファンにプレゼントしてほしい。

 選手を決めるのも監督。オールスター戦ではない。皆が見たい選手が出るとは限らない。彼は活躍してくれるだろうというイメージでなく、監督が、コーチが、携わる人たちが目の前で走っている選手を見て決めるのである。

 オマーン戦を前に、皆が信じてテレビの前で、PCの前で、スマホでタブレットで、DAZNを見るしかない。

 危機的状態であるからこそ、力以上の力が発揮できることがある。

 そう信じるしかない。

2021年11月15日
三浦泰年
 
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