途中交代の続く長友だが、練習後には…
最終予選突入後、途中交代の続いている長友佑都(FC東京)に代わり、中山雄太(ズウォーレ)の左サイドバック先発待望論もここへきて一気に高まっている。だが、この日の練習終了後には長友と南野拓実(リバプール)が真剣な表情で意見交換しながらバスに乗る姿も見られた。やはり2人のタテ関係は次戦も継続方向なのだろう。
「拓実は中に入ってきてサイドバックのスペースを空けるような動きが得意」と逆サイドの伊東純也(ヘンク)が特徴を説明していたが、長友も南野が絞った時にどのタイミングで上がるべきかをすり合わせようとしていたのかもしれない。守備のリスクマネージメント含め、もう少し細かい部分を詰めていけば、2人は互いに生かし合える関係に近づけるはず。大ベテランと背番号10にはそういう努力を継続してもらいたい。
その他のメンバーはベトナム戦がベースになるだろうが、オマーンのブランコ・イバンコビッチ監督は直近の戦いも丸裸にしてくるはず。日本のフォーメーションが苦杯を喫した前回対戦とは異なる形だったとしても、策士の采配は侮れない。新たな秘策を森保監督はここで示せるのか。今回こそ複数得点勝利というノルマを達成できるのか……。指揮官と選手たちにはラスト1日の現地調整でベストを尽くし、厳しいアウェー戦を制する道筋を見出してほしいものである。
現地取材:元川悦子(フリーライター)
その他のメンバーはベトナム戦がベースになるだろうが、オマーンのブランコ・イバンコビッチ監督は直近の戦いも丸裸にしてくるはず。日本のフォーメーションが苦杯を喫した前回対戦とは異なる形だったとしても、策士の采配は侮れない。新たな秘策を森保監督はここで示せるのか。今回こそ複数得点勝利というノルマを達成できるのか……。指揮官と選手たちにはラスト1日の現地調整でベストを尽くし、厳しいアウェー戦を制する道筋を見出してほしいものである。
現地取材:元川悦子(フリーライター)