「指導者の道に行かなければ失礼なんじゃないか」
「サッカーを通じて、スポーツを通じて、本当に学ばせていただきました。いろんな方と出会って、いろんな人と意見を交わして、人間として成長させていただいた。サッカーをしていなければ、今の自分はないんじゃないかなと思っています。すべてをかけてサッカーというスポーツをやってきました。好きで好きでたまらないです」
現役引退を発表した今も、変わらずサッカーへの愛を貫く40歳は、来年からは指導者としての道に踏み出すつもりだ。
2003年から3年間、千葉で薫陶を受け、その後は日本代表でも師弟関係を築いたイビチャ・オシム監督には、「考えること」をとにかく叩き込まれた。
「サッカー中も、サッカーを離れたところでも、今何をすべきか、どう判断すべきか。何かを決断する時に『考える』というのが強く生きているなと」
現役引退を発表した今も、変わらずサッカーへの愛を貫く40歳は、来年からは指導者としての道に踏み出すつもりだ。
2003年から3年間、千葉で薫陶を受け、その後は日本代表でも師弟関係を築いたイビチャ・オシム監督には、「考えること」をとにかく叩き込まれた。
「サッカー中も、サッカーを離れたところでも、今何をすべきか、どう判断すべきか。何かを決断する時に『考える』というのが強く生きているなと」
また2012年から2017年まで浦和で指導を受けたペトロヴィッチ監督には、サッカーの面白さを改めて感じさせられた。
「『サッカーを楽しめ』と言われました。自分が楽しんでいなければ観ている人たちを楽しませることはできない。トレーニングからしっかり楽しんでプレーすることが大事なんだということは学ばせていただきました」
そうした様々な学びを得た阿部だからこそ、強く言う。
「指導者の道に行かなければ、今まで教えてくださった監督に失礼なんじゃないかなと」
約20人の指揮官からサッカーを教わってきた選手キャリア。Jリーグのベストイレブンは4度受賞、リーグカップは3度、天皇杯は1度、ACLは2度制覇。さらに代表シーンでは、アテネ五輪に出場したり、A代表として2010年の南アフリカ・ワールドカップの舞台にも立った。
豊富な経験で培った「阿部イズム」は、次の世代に引き継がれていく。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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「『サッカーを楽しめ』と言われました。自分が楽しんでいなければ観ている人たちを楽しませることはできない。トレーニングからしっかり楽しんでプレーすることが大事なんだということは学ばせていただきました」
そうした様々な学びを得た阿部だからこそ、強く言う。
「指導者の道に行かなければ、今まで教えてくださった監督に失礼なんじゃないかなと」
約20人の指揮官からサッカーを教わってきた選手キャリア。Jリーグのベストイレブンは4度受賞、リーグカップは3度、天皇杯は1度、ACLは2度制覇。さらに代表シーンでは、アテネ五輪に出場したり、A代表として2010年の南アフリカ・ワールドカップの舞台にも立った。
豊富な経験で培った「阿部イズム」は、次の世代に引き継がれていく。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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