元日本代表MF阿部勇樹の引退報道を受け、岡崎慎司が惜別のメッセージを寄せている。

　現在40歳の阿部は、ジェフユナイテッド市原で当時最年少記録となる16歳と333日でJ１デビューを果たすと、イビチャ・オシム監督就任時には21歳でキャプテンに抜擢されるなど、若くしてチームに欠かせぬ主軸に。その後2007年に浦和レッズ、そして2010年に当時イングランド２部のレスターへと移籍し、2012年からは再び浦和でプレーしている。

　今季も開幕戦でいきなりゴールを奪い、13節のベガルタ仙台では直接FKを叩き込むなど、存在感を示す一方で、負傷もあって欠場が増えていたなかで、11月12日に突如飛び込んできた「阿部勇樹が今季限りで引退」というニュース。

【動画】いまだその右足は健在！阿部が今年５月に決めたビューティフルFKをチェック

　南アフリカ・ワールドカップでは共闘し、所属時期こそ異なるが自身もかつてレスターでプレーした岡崎はツイッターで、2011-12シーズンのブライトン戦（〇１-０）で阿部がヘディングで奪った鮮烈な決勝弾の映像ととともに、“直の後輩”だからこそ知る先輩のエピソードを明かしている。

【動画】阿部がレスター時代に決めた鮮烈な決勝弾をチェック！
 

「レスターでの阿部さんの評価は高くて、チームメイトやファンからもよく阿部さんの話をされたなー。当時イングランド２部はよりフィジカルサッカー。そこであたり負けせず中盤でやれてて、プレミアのチームが興味を示すくらい活躍してた。改めて尊敬します」

　これにはファンも興奮気味に反応し、熱いコメントが集まっている。

「シンジ オカザキ 泣かせる事言うなぁ～」
「レスターといえば阿部だった頃が懐かしい」
「レスターシティというチームを知ったのは阿部ちゃんが移籍した時！」
「もちろんプレミアで優勝した時に主力で活躍したの凄すぎるけど、フィジカルゴリゴリのチャンピオンシップで中盤で活躍するのってよくよく考えるとえぐいよな」
「阿部勇樹さん、すごいな！」

　２年足らずの在籍だったものの、サッカーの母国でも「Yuki Abe」の名は確かに刻まれているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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