【第2ステージ展望】仙台編|第1ステージ終盤の上昇気流に乗って、勝点50へ突き進む!

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2015年07月05日

【第2S展望】攻守ともにブレないチーム作りが鍵になる。

キム・ミンテのポテンシャルの高さは周囲も絶賛する。奥埜らとともに実力を磨き、主力への成長に期待だ。写真:田中研治

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ポイント4)第2ステージの目標と達成への青写真は?
 
勝点50、ひと桁順位
 
 チャンスがある以上はステージ優勝を狙っているだろうが、シーズン開始前から渡邉監督が口にしている「勝点50、ひと桁順位」が現実的な目標となる。
 
 それには堅守の維持が絶対条件だ。コンパクトな陣形での効果的なプレスを実現するためにも、状況によっては勇気を持って最終ラインを高い位置に設定すべきだろう。またセットプレーからの失点にも気をつけたい。前半戦は不用意にマークを外す場面が散見されており、渡邉監督の修正力に期待がかかる。
 
 ウイルソンに復帰の目途が立たない攻撃陣だが、第1ステージを見るに必要以上の心配事とはならないだろう。最前線で基準点となれる金園がフィットしてきていて、2列目以降からの飛び出しが活発化。このままブレずに戦術を浸透させることが重要だ。
 
ポイント5)第2ステージに向けた補強ポイントと新戦力獲得の動きは?
 
 クラブの財政や若手育成という方針を考えると、現有戦力の底上げが既定路線。現状では大きな補強ポイントは見当たらず、例えば負傷中の石川直の穴を蜂須賀が埋めているように、故障者が出た際には今後もサブ組やコンバートで埋めるはずだ。
 
 キム・ミンテ、奥埜を筆頭に素晴らしいポテンシャルを秘めた若手は揃っている。実戦経験を積んで力を蓄えれば、一気に主力へとジャンプアップする可能性も。彼らが目立つ試合が増えれば、上位進出も十分にありえる。
 
文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
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