ブラジル人指揮官の勝利を引き寄せる目。
仙台がふた桁勝点の壁を破れない。リーグ5節まで2勝3分で勝点9を稼いだが、6節以降は川崎、松本、そして今節の鹿島と3連敗。勝点を「10」に乗せられないまま4月を終えることとなり、順位も13位まで下落した。
【J1採点&寸評】1stステージ・8節|全9試合の評価をチェック!
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・8節
後ろを振り返れば新潟(15位)のほかに、昇格組の松本(14位)や山形(17位)、昨季に残留争いを繰り広げた清水(16位)、甲府(18位)らが名を連ね、全17試合で行なわれる1stステージのほぼ半分を終えて、ここ2シーズンの定位置に落ち着いてしまった感すらある。
「1点返せたことは連戦のなかで前向きな要素になる」
「勝って浮かれず、負けてうなだれず。切り替えることが大切だ」
鹿島戦後の会見で渡邉監督はそう話したが、4月8日のナビスコカップ3節・神戸戦から6戦未勝利(うち敗戦は4)。現状を「ポジティブに捉えろ」と言うには違和感がある。確かに鹿島戦の前半では、相手を上回る数の決定機を作ったかもしれない。だが、サッカーは45分ではなく90分間で争われるもの。
敵将のトニーニョ・セレーゾは「レフリングは両チームにとって非常に良かった。我々監督陣は、普段はレフェリーの文句しか言わないので良い時は褒めないといけません」と試合を裁いた審判団に敬意を表しつつ、90分の重要性を改めて教えてくれた。
「立ち上がり20分から25分くらいは相手に圧力をかけられて、相手のペースに合わせたサッカーをしてしまった。仙台はダイナミックなサッカーをやろうとしていると感じられたし、渡邉監督を讃えたい」
「一般的に考えて(仙台のペースを保てるのは)15分から20分。最大でも25分くらいだ。90分をとおしてやろうというのは難しいことで、鹿島は仙台がペースダウンしてから落ち着いてプレーできればと思っていた」
対して渡邉監督は、ハーフタイムに「攻撃はテンポ良く、ボールの動かし方も良い。守備はブロックを組んで、狙いを持ってできているので慌てないこと」と選手を鼓舞して「今の状態を続けていこう」と後半のピッチに選手たちを送り出している。
【J1採点&寸評】1stステージ・8節|全9試合の評価をチェック!
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・8節
後ろを振り返れば新潟(15位)のほかに、昇格組の松本(14位)や山形(17位)、昨季に残留争いを繰り広げた清水(16位)、甲府(18位)らが名を連ね、全17試合で行なわれる1stステージのほぼ半分を終えて、ここ2シーズンの定位置に落ち着いてしまった感すらある。
「1点返せたことは連戦のなかで前向きな要素になる」
「勝って浮かれず、負けてうなだれず。切り替えることが大切だ」
鹿島戦後の会見で渡邉監督はそう話したが、4月8日のナビスコカップ3節・神戸戦から6戦未勝利(うち敗戦は4)。現状を「ポジティブに捉えろ」と言うには違和感がある。確かに鹿島戦の前半では、相手を上回る数の決定機を作ったかもしれない。だが、サッカーは45分ではなく90分間で争われるもの。
敵将のトニーニョ・セレーゾは「レフリングは両チームにとって非常に良かった。我々監督陣は、普段はレフェリーの文句しか言わないので良い時は褒めないといけません」と試合を裁いた審判団に敬意を表しつつ、90分の重要性を改めて教えてくれた。
「立ち上がり20分から25分くらいは相手に圧力をかけられて、相手のペースに合わせたサッカーをしてしまった。仙台はダイナミックなサッカーをやろうとしていると感じられたし、渡邉監督を讃えたい」
「一般的に考えて(仙台のペースを保てるのは)15分から20分。最大でも25分くらいだ。90分をとおしてやろうというのは難しいことで、鹿島は仙台がペースダウンしてから落ち着いてプレーできればと思っていた」
対して渡邉監督は、ハーフタイムに「攻撃はテンポ良く、ボールの動かし方も良い。守備はブロックを組んで、狙いを持ってできているので慌てないこと」と選手を鼓舞して「今の状態を続けていこう」と後半のピッチに選手たちを送り出している。