「いまの我々は、別の旅をしてきた別のチーム」
「4年前の再戦よね。日本との対戦は楽しみだわ。でもそれは、ベストチームのひとつと決勝で戦えるという意味で。最高のチームを倒してチャンピオンになるめに、私たちはここに来たんだから」
同じく前回大会を知るアリ・クリーガーは決勝への意気込みをこう語る。
「とにかく、私たちが気にしているのは私たち自身。相手がどうこうじゃない。いまチームはとてもいい状態で、勢いがある。ムードも最高。最高のファイナルを戦う準備はできている」
4年前はひとりの観戦者だったジル・エリス監督のコメントが、アメリカのマインドを代弁しているだろう。
「お互いに才能あふれるチーム。ライバルの激突と言えるでしょう。双方、4年前を知る選手も大勢いるわ。
でも、今大会は今大会。いまの我々は、(4年前とは)別の旅をしてきた、別のチーム。ここにいる23人の選手たちとコーチングスタッフは、この決勝という新たなチャレンジに心を躍らせている」
アメリカが期しているのは、4大会ぶりのタイトル奪還だ。
文:マイケル・ルイス text by Michael LEWIS
マイケル・ルイス/サッカー取材歴40年を超える重鎮ジャーナリスト。ワールドカップは8大会、オリンピックは7大会の現地取材を数え、米紙『ニューズデイ』、英紙『ガーディアン』をはじめ、WEBサイト『FOXニュース・ラティーノ』などに寄稿する、北米サッカーメディア界の第一人者だ。1952年5月16日生まれ、ニューヨーク出身。今年6月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌でも連載開始。
同じく前回大会を知るアリ・クリーガーは決勝への意気込みをこう語る。
「とにかく、私たちが気にしているのは私たち自身。相手がどうこうじゃない。いまチームはとてもいい状態で、勢いがある。ムードも最高。最高のファイナルを戦う準備はできている」
4年前はひとりの観戦者だったジル・エリス監督のコメントが、アメリカのマインドを代弁しているだろう。
「お互いに才能あふれるチーム。ライバルの激突と言えるでしょう。双方、4年前を知る選手も大勢いるわ。
でも、今大会は今大会。いまの我々は、(4年前とは)別の旅をしてきた、別のチーム。ここにいる23人の選手たちとコーチングスタッフは、この決勝という新たなチャレンジに心を躍らせている」
アメリカが期しているのは、4大会ぶりのタイトル奪還だ。
文:マイケル・ルイス text by Michael LEWIS
マイケル・ルイス/サッカー取材歴40年を超える重鎮ジャーナリスト。ワールドカップは8大会、オリンピックは7大会の現地取材を数え、米紙『ニューズデイ』、英紙『ガーディアン』をはじめ、WEBサイト『FOXニュース・ラティーノ』などに寄稿する、北米サッカーメディア界の第一人者だ。1952年5月16日生まれ、ニューヨーク出身。今年6月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌でも連載開始。