自クラブで出した結果が代表招集に繋がった
香港も2失点してからは、前へ出てくるようになったことでスペースが生まれ、63分に郷家、85分には途中出場のFW細谷真大が続いた。
藤尾は、「1試合目のカンボジア戦でみんなが点をとっていて、僕も出たら絶対に結果を出さないといけないと思っていました」と口にした。カンボジア戦では高校3年生のMF松木玖生がオープニングゴールを挙げ、同じく高校3年生のMF甲田英將とMF中村仁郎、そして細谷が決めてアタッカー陣が結果を出した。それだけに自分が決めないわけにはいかなかった。
この強い決意の裏には、自らの力で今回の代表招集を掴んだ自負があった。RIP ACEジュニアユースからセレッソ大阪U-18に進み、昨年トップ昇格を果たしたが、思うように出番が得られず、今年の6月に水戸へ育成型期限付き移籍をすることを決断した。
藤尾は、「1試合目のカンボジア戦でみんなが点をとっていて、僕も出たら絶対に結果を出さないといけないと思っていました」と口にした。カンボジア戦では高校3年生のMF松木玖生がオープニングゴールを挙げ、同じく高校3年生のMF甲田英將とMF中村仁郎、そして細谷が決めてアタッカー陣が結果を出した。それだけに自分が決めないわけにはいかなかった。
この強い決意の裏には、自らの力で今回の代表招集を掴んだ自負があった。RIP ACEジュニアユースからセレッソ大阪U-18に進み、昨年トップ昇格を果たしたが、思うように出番が得られず、今年の6月に水戸へ育成型期限付き移籍をすることを決断した。
水戸では途中出場がメインだが、投入されると何度もゴール前にスプリントを繰り返し、チャンスに顔を出そうという気持ちがプレーからヒシヒシと伝わるほど、ゴールに飢えたプレーを見せている。この貪欲さがJ2第22節のFC町田ゼルビア戦でプロ初ゴールを挙げて以降、ここまでリーグ戦で6ゴールという結果に繋がり、今回のチャンスがやってきたのだ。
今予選の事前に行なわれたU-22キャンプでは、U-20全日本大学選抜とのトレーニングマッチで、オフサイドの判定でノーゴールだったが、アーリークロスからゴールネットを揺らすなど、猛アピールを続けた。
彼のこうした前向きかつ貪欲な姿勢が、自身の結果に繋がっただけではなく、U-22日本代表にとって大きなカンフル剤となった。来年6月の本戦でも、その貪欲さがチームに勢いを与えられるように、この香港戦を新たなステップにさらなる飛躍を誓って、藤尾はふたたび水戸で躍動をしてくれるはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【ハイライト動画】U-22日本代表が香港に4発完勝! 予選2連勝でU-23アジア杯本戦へ!
今予選の事前に行なわれたU-22キャンプでは、U-20全日本大学選抜とのトレーニングマッチで、オフサイドの判定でノーゴールだったが、アーリークロスからゴールネットを揺らすなど、猛アピールを続けた。
彼のこうした前向きかつ貪欲な姿勢が、自身の結果に繋がっただけではなく、U-22日本代表にとって大きなカンフル剤となった。来年6月の本戦でも、その貪欲さがチームに勢いを与えられるように、この香港戦を新たなステップにさらなる飛躍を誓って、藤尾はふたたび水戸で躍動をしてくれるはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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