5バックや2トップに踏み切る必要も
一方でオマーン戦はベトナムよりボールを握られる時間が長くなるはずだが、仮に相手が前回の試合と同じダイヤモンド型で来る場合、オーストラリアに対する守備で見せたように大迫勇也が少し下がって、相手のアンカーをチェックして、ワイドに開くセンターバックを左右のウイングが見る形がハマりやすい。
ただし、戦術に明るいブランコ・イバンコビッチ監督だけに、日本が「4-3-3」を継続させてくる可能性も想定しているだろう。要するに入りとしては「4-3-3」でも良いが、オマーンの出方を見ながら試合中のシステム変更も頭に入れておく必要はあるということだ。その場合、事前にそれほど練習しなくても立ち戻れる「4-2-3-1」があることは強みだが、スクランブルで5バックや2トップに踏み切る必要が出てくるかもしれない。
ただし、戦術に明るいブランコ・イバンコビッチ監督だけに、日本が「4-3-3」を継続させてくる可能性も想定しているだろう。要するに入りとしては「4-3-3」でも良いが、オマーンの出方を見ながら試合中のシステム変更も頭に入れておく必要はあるということだ。その場合、事前にそれほど練習しなくても立ち戻れる「4-2-3-1」があることは強みだが、スクランブルで5バックや2トップに踏み切る必要が出てくるかもしれない。
「4-3-3」を成熟させて、システムの中での対応幅を広げていければ面白いシステムであることは間違いないが、どちらにしてもクラブチームのような練度は見込めないなかで、かつてアルベルト・ザッケローニ監督が掲げていた“カメレオン”をやり切りながら引き出しを増やしておいて、予選を突破したら本番に向けたメインとオプションの整理をして行くほうが現実的なプランと見ている。それでも11月シリーズで、森保監督が残る4試合のベースをどう考えて行くかは見えてくるかもしれない。
取材・文●河治良幸
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