古橋亨梧の日本メディアでの今後に関する発言は、セルティックに対する敬意を欠いていたのか。
スコットランドでは、先日から古橋のコメントが取り上げられている。冨安健洋がアーセナルで活躍していることを「モチベーション」と表現し、セルティックでの活躍はプレミアリーグ移籍への「近道」にもなると話したのだ。
この発言に、一部では批判の声も上がった。スコットランドでの経験が豊富なイングラン人の元選手、ノエル・ウィーランは、『Football Insider』で「契約しているクラブに集中するべき」「少し敬意を欠いている」と、去就を語るのは早計だと指摘している。
しかし、日本代表FWの発言を騒ぎ立てる報道やウィーランのような見解を「過剰に騒がれている」と非難したのが、セルティック専門サイトの『67 HAIL HAIL』だ。
「セルティックのファンは、優れた外国人選手がスコットランドより大きなリーグを味わいたいと望むことを想定している。キョウゴがいつか、セルティック・パークが提供できる以上に大きなことを目指していると知っても、まったくサプライズではないだろう」
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「過剰に騒がれている」と非難
さらに、同メディアは「彼はどれだけイングランドでやりたいかを話し始めたわけではない。スケジュールにはまったく触れておらず、どこでプレーしたいかをほのめかしたわけですらない」と、その発言に問題はまったくないと強調した。
「むしろ、彼はセルティックでやるべき仕事についても話している。ウィーランはコメントを聞いただけで、前後関係を見ていないのだろう。日本代表選手は全く敬意を欠いてなどいない」
そして「それにもかかわらず、スコットランド・メディアの報じ方は信じられないものだ。まったくのナンセンスだと指摘する声も十分ではなかった。選手が新しい国に馴染もうとする助けにならない見出しだ」と批判を続けている。
「ありがたいことに、キョウゴは直近の報道に関心がないようだ。彼には誰かに説明する義務もない。将来に関する質問に答えただけで、クラブに対する責務に関してサポーターを心配させることもなかった」
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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