高いレベルの新天地に挑戦した選手にとって、やるべき仕事をきっちりとこなしているとの評価は重要だ。冨安健洋は、アーセナルで着実にその地位を築きつつある。
冨安は9月18日のプレミアリーグ第5節バーンリー戦でフル出場し、1-0の勝利に貢献した。空中戦や地上戦でのデュエル勝率100%を筆頭に、守備の様々なスタッツがファンやメディアから高く評価されているのは周知のとおりだ。
日本代表でのプレーをはじめ、これまでの冨安を知らなかった人たちも、その堅実なパフォーマンスに魅力を感じるようになっている。『PROVEN QUALITY』は18日、SNSで以下のような賛辞が見られると伝えた。
「なんという補強だ」
「守備で非常に信頼できる」
「基礎をすべて正しくやるところが大好き。非常に整っており、信頼できる」
「トミヤスは(セサル・)アスピリクエタを想起させるところがある。とにかくシンプルに保ち、サッカーの基礎をしっかりとやるようだ」
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「なんという補強だ」と賛辞
また、『The Boot Room』は19日、「デビューしてからのトミヤスは、エドゥ(テクニカルディレクター)とアーセナルの仕事が賢明だったと見せている。スムーズに溶け込み、プレミアリーグへの準備ができていたようだ」と称賛した。
「実際、バーンリー戦のスタッツは、トミヤスがいかにアーセナルにとって効果的になれるかを表している。守備で彼は見事だった。さらに、前に出るのにも貢献しながらだ」
同メディアは「トミヤスがお買い得だったと言えるのは確か。これ以上ガナーズ(アーセナル)がうまくやれたと言うことは難しい」と続けている。
「もちろん、バーンリーやノーリッジより厳しいテストが控えている。だが、これまで見てきた限り、トミヤスはまさにアーセナルが必要としていた選手だ」
開幕から3試合で無得点、9失点の3連敗と低迷したアーセナルだが、冨安がデビューしてからの2試合はいずれも無失点の1-0で2連勝。このまま浮上を続けることができるのか。リーグ・カップをはさみ、次節は26日、トッテナムとのノースロンドン・ダービーに臨む。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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