イタリアを去ることが決まったクリスチアーノ・ロナウドが、熱いラストメッセージを寄せた。

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間８月27日、C・ロナウドの獲得について、ユベントスと合意に達したことを正式に発表した。稀代のスーパースターは、2003年夏に18歳で加入し、６シーズンで公式戦292試合・118ゴールを記録したユナイテッドへ、レアル・マドリーに移籍した2009年夏以来12年ぶりの復帰を果たした。

　そのC・ロナウドは同日、自身のインスタグラムを更新。ユーベでの思い出の映像と共に、ファンへ別れと感謝を伝えている。
 

「今日、僕はイタリア最大、そして間違いなくヨーロッパ最大級の素晴らしいクラブから旅立つ。僕はユベントスのために心血を注ぎ、最後の日までトリノの街を愛し続ける。ティフォージ・ビアンコネリ（ユベントスのファン）は常に僕をリスペクトしてくれたので、僕は全ての試合、全てのシーズン、全ての大会で彼らのために戦うことで、その尊敬に応えようとした。望んでいたもの全てではなかったが、我々はとても美しい物語を共に描いた。

　僕は常にあなた方の一員で、あなたたちは今や僕の歴史の一部だ。イタリア、ユーベ、トリノ、ティフォージ・ビアンコネリ、あなたたちはいつも僕の心の中にいる」

　C・ロナウドはイタリアで過ごした３年で、公式戦133試合・101ゴールと圧巻の成績を記録。30代中盤に差し掛かりながらも、得点のペースが衰えることはなく、昨シーズンは初のセリエＡ得点王も獲得した。

　円熟味を増して帰還を果たした大エースがサッカーの母国で紡ぐ、12年越しの続編に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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