期間中にW杯予選などを含む試合が行なわれるが…
現地時間8月25日、国際サッカー連盟(FIFA)は、プレミアリーグとラ・リーガの選手派遣を見送るという方針に対して、声明を発表した。
両リーグは24日、来月の代表ウィークにおいて、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、不要不急の渡航が禁止されている国(レッドリスト)」で行なわれるインターナショナルマッチに、選手を派遣しない方針を明らかにした。
これを受け、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、「私は世界のサッカーにとって正しく公平なことを行なうため、すべての加盟団体、すべてのリーグ、すべてのクラブに連帯を呼びかけている」と声明を発表。「世界のトッププレーヤーの多くは、イングランドとスペインのリーグで競い合っており、世界中の競技会のスポーツの健全性を維持し、保護する責任を負っていると考える」と述べた。
さらに英国政府に対しては「国外から戻ってきたプレミアリーグの選手に対する規制の緩和を求める」内容の文書を送付。現在の規則では、帰国後は政府が指定したホテルでの10日間の隔離が決められている。このルールに従った場合、プレミアのクラブは約60人の選手に影響が出るために招集を見送るとし、リーグ側もそれを支持していた。
両リーグは24日、来月の代表ウィークにおいて、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、不要不急の渡航が禁止されている国(レッドリスト)」で行なわれるインターナショナルマッチに、選手を派遣しない方針を明らかにした。
これを受け、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、「私は世界のサッカーにとって正しく公平なことを行なうため、すべての加盟団体、すべてのリーグ、すべてのクラブに連帯を呼びかけている」と声明を発表。「世界のトッププレーヤーの多くは、イングランドとスペインのリーグで競い合っており、世界中の競技会のスポーツの健全性を維持し、保護する責任を負っていると考える」と述べた。
さらに英国政府に対しては「国外から戻ってきたプレミアリーグの選手に対する規制の緩和を求める」内容の文書を送付。現在の規則では、帰国後は政府が指定したホテルでの10日間の隔離が決められている。このルールに従った場合、プレミアのクラブは約60人の選手に影響が出るために招集を見送るとし、リーグ側もそれを支持していた。
だが、現地『Sky Sports』によれば「ボリス・ジョンソン首相はこの要求を拒否した」と報道。EURO2020ではウェンブリースタジアムで決勝戦など8試合が行なわれたが、「英国内ならまだしも、各地に派遣されて戻ってきた選手は緩和の対象とはならない」と判断したという。
また、両リーグに続いてセリエAもクラブの派遣拒否を支持する方針を固めている。米スポーツチャンネル『ESPN』によれば、主にブラジル、アルゼンチン、コロンビア、チリといった南米諸国やエジプトのプレーヤーに影響が大きいと指摘。現時点で日本は含まれていないため、リバプールに所属する南野拓実、マジョルカの久保建英、ボローニャの冨安健洋らは適用外になるとみられる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】2021年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
また、両リーグに続いてセリエAもクラブの派遣拒否を支持する方針を固めている。米スポーツチャンネル『ESPN』によれば、主にブラジル、アルゼンチン、コロンビア、チリといった南米諸国やエジプトのプレーヤーに影響が大きいと指摘。現時点で日本は含まれていないため、リバプールに所属する南野拓実、マジョルカの久保建英、ボローニャの冨安健洋らは適用外になるとみられる。
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