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ファストフードが好き過ぎたから?元ブラジル代表DFが語る“消えた天才”。「世界最高の選手になっていたかも」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年07月19日

「『マクドナルド、マクドナルド』と叫ぶんだ」

鳴り物入りでマンUに入団するも、食べ過ぎもあり期待に応えることはできなかったアンダーソン。(C)Getty Images

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 元ブラジル代表DFラファエウがひとりの数奇なエピソードを明かしている。英紙『Daily Mirror』が7月17日付けで伝えた。

 31歳となり、現在はイスタンブール・バシャクシェヒルでプレーするラファエウが今回名を挙げたのは、マンチェスター・ユナイテッド時代のチームメイトで、同じく元ブラジル代表のMFアンデルソンだ。

 アンデルソンは2007年に当時19歳で、世界で最も有望なティーンエイジャーのひとりとして、ポルトからレッド・デビルズに加入。しかし、出場機会は増やせず、期待を大きく裏切る結果に。その後、母国クラブなどを経て、昨年9月に32歳で現役を引退していた。

 そんな“消えた天才”に対し、セレソンの後輩は、高みに到達できなかったのは、自分への甘さが一因と述べている。

「チームバスに乗っていて、高速道路でサービスエリアを通ると、アンデルソンが衝動的に立ち上がって『マクドナルド、マクドナルド』と叫ぶんだ。彼は大きな怪我をたくさんしたし、食生活の問題があった。目の前に置かれたものは何でも食べてしまうんだ。偶然ではなく、彼のベストフォームは、試合数が多いときだった。なぜならその時はたくさん食べることができないからね」

 超一流の逸材だっただけに、勿体なさを感じずにはいられぬ一方で、ラファエウはそれが個性でもあったと、一部では肯定的に捉えているようだ。
 
「もし彼が“プロ”のサッカー選手になっていたら、世界最高の選手になっていたかもしれない。彼が何かを真剣に考えたことがあるかどうかは分からない。彼はただ、簡単でカジュアルな方法での人生を愛していた。ある意味で、それは資質でもある。あの男はクレイジーだったが、私は彼を愛している。

 彼にサッカーボールを与えると、自由にプレーし、時にはリーグのどの選手よりも良いプレーをすることができた。それに彼が良いプレーをしているときは、我々も素晴らしいサッカーをしていた」

 もし、アンデルソンがクリスチアーノ・ロナウドのようなストイックさを併せ持っていたら――。スポーツに限らず、“たられば”は禁物だが、興味はつきない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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