現地時間７月３日に開催されたEURO2020の準々決勝で、イングランドがウクライナとイタリアのローマで対戦した。

　決勝トーナメント１回戦で“宿敵”ドイツを下して勢いに乗るイングランドが先制ゴールを奪ったのは、開始４分だった。左サイドから切れ込んだスターリングが出したパスをエリア内で受けた主砲ケインがネットを揺らし、電光石化の一撃でリードを奪う。エースはようやく今大会初ゴールを決めたドイツ戦に続いて、２試合連発となった。

　17分にピンチを招いたものの、抜け出してきた敵FWヤレムチュクのシュートをGKピピクフォードが防ぐ。33分には、スターリングの仕掛けから、最後はライスがミドルシュートを放つもGKプスチャンのセーブに阻まれた。

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　追加点を奪ったのも、後半開始早々の46分だった。ショーのFKにCBマグアイワがヘッドで合わせて、リードを広げる。

　さらにその４分後、ショーのクロスからケインがヘディングシュートを突き刺し、３点目を挙げると、63分にもマウントのCKからヘンダーソンが頭でダメ押し点を奪う。

　このままイングランドが４－０で快勝。自国開催だった96年大会以来、25年ぶり２度目のベスト４進出を決めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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