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J1初得点で勝利に貢献したディサロ燦シルヴァーノ。ギリギリで飛び出し「枠に入れることだけを意識」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2021年06月24日

「タケくんがワンタッチで上げてくる気がした」

仙台戦でハイパフォーマンスを発揮したディサロ燦シルヴァーノ。守備にも懸命に走った。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ19節] 仙台2-3清水/6月23日(水)/ユアテックスタジアム仙台

 清水エスパルスにとって中断期間後の初の試合は、同じ下位に位置するベガルタ仙台のホームで行なわれた。仙台の粘り強さから2度追いつかれるものの、3点目を決めたチアゴ・サンタナのゴールか決勝点となり、下位同士の対決を制した。

 在籍2年目の市立船橋高出身である鈴木唯人のJ1初ゴールも生まれた一方、他にも喜ばしいのがディサロ燦シルヴァーノのJ1初ゴールだ。

 この試合でベンチスタートだったディサロは、61分から1₋1の状況で投入される。前線からプレスに走る献身さを見せ、72分には相手のクリアボールを竹内涼がダイレクトで送り返し、それをヘディングで合わせJ1初ゴールをゲット。その後1点を返されるも、84分には、後ろからのロングパスをしっかりと収めてパス送ると、チアゴ・サンタナが個人技で打開し決勝点をゲット。勝利に大きく関与した。

 試合後の会見では、自身のゴールシーンについて次のように語った。

「タケくん(竹内)がワンタッチでボールを上げてくる気がしたんで、それを信じてギリギリのところで飛び出しました。そしたら良いボールが来て、後ろからのヘディングだったので、枠に入れることだけを意識しました」
 

 今季J2ギラヴァンツ北九州からJ1清水へ“個人昇格”という形で加入したディサロは、昨季のJ2得点ランキング2位の18ゴールという決定力が期待されるも、得点からは遠ざかっていた。それだけに、喜びもひとしおだったはずだ。

 また、自身の得点のあとに追いつかれたことに関しては、「精神的にダメージも大きかったんですけど、全員が取らないといけないという意識があり、同じ方向に向けてたかなと思う」とし、「下位同士の戦いは必ず勝たないといけない」と言葉に力をこめる。

 これから控える横浜FC戦(6月27日)、大分トリニータ戦(7月4日)のどちらも下位同士の対決については「良い方向になるためには良い試合を続けていかないといけない。そして勝たないといけない。そこはもっとチーム全員で意識して練習から取り組みます」と意気込んだ。

 昨季J2で話題にもなった25歳のFWは、ようやく決めたJ1初ゴールで波に乗れるのか。清水の19番から目が離せない。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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