【セルジオ越後】2次予選は日本にとって不運な組み合わせ。二ケタ得点の試合を何回も見せられても…

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月28日

選手からも疑問の声が上がる2次予選のシステム

アジア予選で6試合連続弾を決めた南野。クラブとは打って変わってゴールラッシュを見せた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦は大量10得点で日本が大勝し、最終予選進出を決めたね。モンゴル戦の14得点に続き、2試合連続の二桁得点となった。

 モンゴルにしても、ミャンマーにしても本当にこの大変な時期に、よく日本に来て試合をやってくれたと思うよ。とくにミャンマーはコロナ禍というだけでなく、内政面の情勢も緊迫している中で、軍事政権に抗議して招集を拒否した選手もいると聞く。様々な圧力がかかるなかでのプレーはコンディション調整も含めて簡単ではなかっただろうね。

 最近発表されたFIFAランクでも日本とこの2か国では大きな差がある。そうしたなかで試合への準備にも差が生じているわけだから、これだけの差がつくのはある意味当然と言えるよ。

 この試合で5点取った大迫も、ワールドカップ予選6試合連続ゴールを記録した南野も、なかなかゴールが取れなくて苦しんだシーズンだったはずなのに、日本に帰ってくればこんなに点が取れてしまう。観ている人たちは錯覚してしまうよね。「やっぱり大迫は半端ない」って。

 一方で2次予選はイランや韓国が中東勢に苦戦するなど、グループによってレベルの差がハッキリ分かれたようだ。日本は中東勢と当たらなかったことで、ひょっとしたら組分けに恵まれたと言えるのかもしれないけど、僕は日本にとっては不運、恵まれなかった組み合わせだったと思う。なぜなら、14-0とか10-0という試合を繰り返しても、森保監督の言うような「成長につながる」試合になったとは思えないからだ。
 
 もちろん、予選なんだからこなさなくてはならない試合なのは分かっている。選手たちも必死にやっているからこそ、これだけの大差がつく。でもアジアでこの試合をやっている限りは強くならないし、あまりに力の差の大きい試合を生み出してしまう予選システムは、アジア全体の底上げにもつながらない。

 キャプテンの吉田も試合前日の会見で、2次予選のレベル差について改善の余地があると語っていたようだけど、選手からも疑問の声が上がるくらいなんだ。日本サッカーを強くするという原点に立って、アジアの底上げのために、動くべき人たちに動いてもらいたいね。

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