ガンバが今季初の複数得点でホーム初白星!パトリック&宇佐美弾で徳島に2-1勝利

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月27日

松波体制3戦目で初得点

鳥栖戦に続き、徳島戦でも決勝弾を決めた宇佐美。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 J1リーグは5月27日、第16節の1試合を開催。パナソニックスタジアム吹田で行なわれたガンバ大阪と徳島ヴォルティスの一戦は、2-1でホームの前者が勝利を収めた。

 現在4連敗中のG大阪は、指揮官交代後もまだ無得点。ホームでの今季初勝利を目指し、3バックを採用。昌子源、三浦弦太と今季初出場のキム・ヨングォンが並び、左右のアウトサイドは、右に小野瀬康介、左に塚元大が入った。

 対する徳島は直近2試合で無失点。前節引き分けた名古屋グランパス戦からスタメン変更はなし。キャプテンの岩尾憲がJリーグ通算300試合目の節目の出場となった。

 試合は、立ち上がりから徳島にボールを握られるものの、サイドに開いた塚本、小野瀬がチャンスを創出。すると、27分にG大阪が待望の先制を奪う。

 キム・ヨングォンから矢島慎也、倉田秋と繋ぎボールは小野瀬の下へ。小野瀬は低弾道のクロスを選択すると、中央で待ち構えたパトリックが右足でダイレクトに叩き、ネットを揺らした。

 G大阪にとってはこのゴールが松波正信体制初得点。パトリックは5月2日の大阪ダービー以来となる今季2点目となった。
 
 リードを許した徳島だったが、持ち前のポゼッションスタイルは崩さない。

 66分に垣田裕暉とのパス交換からペナルティエリア内に侵入した宮代大聖が、三浦に倒されPKを獲得。キッカーの岩尾が冷静にゴール右に流し込み徳島が67分に同点に追いつく。

 しかし負けられないホームのG大阪はここから奮起する。

 右サイドからのクロスボールのこぼれ球に反応した宇佐美貴史が倒れ込みながらも芸術的なボレーを放つ。これがネットを揺らし、72分にG大阪が再びリードを奪った。

 その後はややオープンな展開となるものの、最後まで集中を切らさなかったホームチームがリードを守り切り、タイムアップを迎えた。G大阪は今季初の複数得点で待望のホーム初勝利となった。

 この結果、今季2勝目となったG大阪は勝点を10とし、徳島は同18と変わらず。

 5月30日に行なわれる次節、G大阪は横浜FC、徳島は湘南ベルマーレを、それぞれホームで迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【関連記事】
識者が推す! J1中盤戦以降の必見タレント|低迷ガンバの救世主は? ベテランFWの奮起にも期待
「ウルッときた」「素晴らしい行動」徳島社会人チームが天皇杯敗退後の敵地ロッカーに残した“感謝のメモ”が話題
「モヤモヤするところはある」G大阪、昌子源が約2年ぶりの日本代表復帰を素直に喜べないワケ
ガンバ、解任ブーストは発動せずも…浦和戦で今季初めて相手を上回ったシュート数。反撃への光は見えたか?
【五輪後の日本代表スタメン&序列予測】興味が尽きない“Wトップ下”。人材不足の左SBの候補者は?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ