「双方が話し合う必要を感じていた」
世界王者フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が18日、レアル・マドリー所属のカリム・ベンゼマを5年半ぶりに招集するEUROのメンバーリスト(26人)を発表、華麗などんでん返しを演じた。これでフランスは一日中燃え上がり、国民の多くが幸福感と安堵に浸っている。
フランスの雰囲気が“急変”したのは18日朝。権威ある全国紙『L’EQUIPE』が、ダミアン・ドゥゴール記者とヴァンサン・デュリュック記者による見開き特集で、ベンゼマの復帰があり得ることをスクープし、解説したことが発端だった
このため、フランスのファンがソーシャルネット上で大騒ぎに。次いで同日昼ごろにはデシャン監督とスタッフが、議論を経て26人のリストを最終決定。午後には、そこにベンゼマの名が入っていることを、ドゥゴール記者が独自取材で確認した。このためテレビ局『La Chaine L’Equipe』は、17時半から翌朝0時半までぶっ続けでこの話題を盛り上げている。
デシャン監督が公式発表したのは、最大テレビ局『TF1』の夜のニュース内。パリ15区にあるホテルで、20時20分ごろにデシャン監督自身が26人の名を一人一人読み上げ、ふたりの女性インタビュアーに答えるかたちでベンゼマをめぐる決断の経緯を明らかにした。また21時ごろにはフランス・フットボール連盟の記者会見場に戻って、記者団との一問一答に応じた。
フランスの雰囲気が“急変”したのは18日朝。権威ある全国紙『L’EQUIPE』が、ダミアン・ドゥゴール記者とヴァンサン・デュリュック記者による見開き特集で、ベンゼマの復帰があり得ることをスクープし、解説したことが発端だった
このため、フランスのファンがソーシャルネット上で大騒ぎに。次いで同日昼ごろにはデシャン監督とスタッフが、議論を経て26人のリストを最終決定。午後には、そこにベンゼマの名が入っていることを、ドゥゴール記者が独自取材で確認した。このためテレビ局『La Chaine L’Equipe』は、17時半から翌朝0時半までぶっ続けでこの話題を盛り上げている。
デシャン監督が公式発表したのは、最大テレビ局『TF1』の夜のニュース内。パリ15区にあるホテルで、20時20分ごろにデシャン監督自身が26人の名を一人一人読み上げ、ふたりの女性インタビュアーに答えるかたちでベンゼマをめぐる決断の経緯を明らかにした。また21時ごろにはフランス・フットボール連盟の記者会見場に戻って、記者団との一問一答に応じた。
デシャン監督によると、「けっこう前にベンゼマと会って、長いこと話し合った。それが最初のステップだった。それから頭の中で熟考を重ね、スタッフとも話し合って、今日(18日)最終決定した」という。
「話した内容は私たち二人だけの胸に秘める」として明かさず、日時や場所、どちらが先に言い出したかなども、「重要な問題ではない」「ずっと前とは言っていない。だがつい最近でもない」として明らかにしなかった。
ただ、「双方が話し合う必要を感じていた。お互いに会いたいと思ったのだ」と“相思相愛”の歩みよりだったことを強調。「どうして今かと聞かれてもどうにもならない。二人とも過去をやり直すことはできないのであり、現在と未来こそが重要なのだ」と胸中をちらりと明かしている。
「話した内容は私たち二人だけの胸に秘める」として明かさず、日時や場所、どちらが先に言い出したかなども、「重要な問題ではない」「ずっと前とは言っていない。だがつい最近でもない」として明らかにしなかった。
ただ、「双方が話し合う必要を感じていた。お互いに会いたいと思ったのだ」と“相思相愛”の歩みよりだったことを強調。「どうして今かと聞かれてもどうにもならない。二人とも過去をやり直すことはできないのであり、現在と未来こそが重要なのだ」と胸中をちらりと明かしている。