ベンゼマのEUROメンバー入りに、フランス全土が大興奮! 電撃復帰の舞台裏と新たな“懸念”【現地発】

カテゴリ:ワールド

結城麻里

2021年05月20日

「双方が話し合う必要を感じていた」

現地でも大騒ぎとなったベンゼマの復帰騒動。デシャン監督(右)はメディアに引っ張りだことなった。 (C)Getty Images

画像を見る

 世界王者フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が18日、レアル・マドリー所属のカリム・ベンゼマを5年半ぶりに招集するEUROのメンバーリスト(26人)を発表、華麗などんでん返しを演じた。これでフランスは一日中燃え上がり、国民の多くが幸福感と安堵に浸っている。

 フランスの雰囲気が“急変”したのは18日朝。権威ある全国紙『L’EQUIPE』が、ダミアン・ドゥゴール記者とヴァンサン・デュリュック記者による見開き特集で、ベンゼマの復帰があり得ることをスクープし、解説したことが発端だった

 このため、フランスのファンがソーシャルネット上で大騒ぎに。次いで同日昼ごろにはデシャン監督とスタッフが、議論を経て26人のリストを最終決定。午後には、そこにベンゼマの名が入っていることを、ドゥゴール記者が独自取材で確認した。このためテレビ局『La Chaine L’Equipe』は、17時半から翌朝0時半までぶっ続けでこの話題を盛り上げている。

 デシャン監督が公式発表したのは、最大テレビ局『TF1』の夜のニュース内。パリ15区にあるホテルで、20時20分ごろにデシャン監督自身が26人の名を一人一人読み上げ、ふたりの女性インタビュアーに答えるかたちでベンゼマをめぐる決断の経緯を明らかにした。また21時ごろにはフランス・フットボール連盟の記者会見場に戻って、記者団との一問一答に応じた。
 
 デシャン監督によると、「けっこう前にベンゼマと会って、長いこと話し合った。それが最初のステップだった。それから頭の中で熟考を重ね、スタッフとも話し合って、今日(18日)最終決定した」という。

「話した内容は私たち二人だけの胸に秘める」として明かさず、日時や場所、どちらが先に言い出したかなども、「重要な問題ではない」「ずっと前とは言っていない。だがつい最近でもない」として明らかにしなかった。

 ただ、「双方が話し合う必要を感じていた。お互いに会いたいと思ったのだ」と“相思相愛”の歩みよりだったことを強調。「どうして今かと聞かれてもどうにもならない。二人とも過去をやり直すことはできないのであり、現在と未来こそが重要なのだ」と胸中をちらりと明かしている。
 
【関連記事】
ベンゼマが6年ぶりに電撃復帰!フランス代表がEUROの登録メンバー26人を発表!デシャン監督は“追放”を「反省している」 
「無類のスーパーカー好き!」ベンゼマの“総額8億円”を超える豪華カーコレクションを英紙が特集!
久保建英がマドリーに復帰する可能性は何%? “リアルな現状”を番記者に直撃!「タケへの評価が高いラウールが監督になれば…」【現地発】
「サカイを決して忘れない」酒井宏樹の“退団報道”に、現地ジャーナリストが惜別「アジアン・スピリットが好きだった」
「やはり超一流」EUROに出場するフェルマーレンを神戸・指揮官も称賛!一方で「難しくなる」と複雑な胸中も

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト WSD責任編集
    9月10日発売
    欧州サッカークラブ
    選手名鑑の決定版!
    2021-22 EUROPE SOCCER
    TODAY 開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 10月28日号
    10月14日発売
    2021年 J1&J2
    全42クラブの
    ラストスパート診断
    各番記者が旬な疑問に一発回答
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月21日発売
    2021ー2022シーズン版
    ビッグクラブ
    最新戦術ガイド
    海外エキスパートが解析!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.33
    7月28日発売
    2年ぶりの本大会開催!
    インターハイ選手名鑑
    出場全52校・1040選手を網羅
    データ満載の決定版
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ